ライバルチーム紹介⑲
19回目はFC琉球。
昨シーズン終盤、監督に就任した喜名監督が続投となった。
移動の負担は他チームの比では無い中で、昨シーズン前半戦の活躍は見事であった。
今シーズンもベンガラの誇りを胸に躍動することを期待したい。
また、首里城の復興を願っています。
1.移籍
昨シーズン躍進したこともあり知念、風間兄弟、武田と多くの主力がチームを去ってしまった。
知念は活躍を評価され、浦和へと引き抜かれてしまったがJ1のビッグクラブへの移籍は致し方無い。
また、武田も期限付きで獲得していた選手のため致し方無いかと思う。
一方で風間兄弟が同じカテゴリーのクラブへと移籍したことは痛手であったはずだ。
だが、昨シーズンの躍進の中心となった田口や田中、池田、阿部といった選手は残留しておりベースは維持できている。
獲得した選手を見ても実力者を揃えている。
福村、草野は昨シーズンJ2でも活躍しており、大本や野田は怪我もあり活躍できなかったが力のある選手である。
中野もドリブラーはいなかったこともあり、良い補強と言えるだろう。
大森や中川は年齢も若く、成長にも期待が持てる。
2.陣容
昨シーズンは喜名監督が終盤8試合指揮を取ったが、いくつかの形を試していた。
今回はバランスを考慮し、442としたが相手によって配置を変えてきそうだ。
【GK】
田口の残留は大きい。
昨シーズンの活躍もあり、引き抜きの対象となってもおかしくなかったはずだ。
猪瀬とカルバハルも残留しており、昨シーズンのメンバーを維持している。
カルバハルがコンディションを取り戻せばJ2屈指の陣容となる。
【DF】
CBは知念が移籍。
現時点では知念の埋め合わせはできていないと言えるが、代わりに獲得した大森と中川の成長で穴埋めができるか注目となる。
SBは充実しているポジションとなる。
田中、金井、沼田、上原と元々層が厚いポジションであったが、全員が残留しただけでなく実力者の福村を加えることにも成功した。
SBはJ2トップクラスのメンバーと言えるのではないか。
【MF】
ボランチは心配なポジションである。
昨シーズン中心となった上里と富所は残留したが、最も出場試合数の多かった風間宏希は移籍となった。
代わりに獲得した選手は大卒ルーキーの武沢のみとなる。
ベトナム人のブー ホンク アンがどこまで通用するのかも楽しみとなる。
若い武沢と澤田の成長が無いと上里、富所の負担が重くなってしまう。
サイドは風間宏矢、武田、茂木が移籍。
特に風間宏矢は2シーズン続けて全試合に出場しており、痛い移籍となった。
代わりに中野と大本を補強したが、共に右サイドを得意としており問題は左サイドとなる。
左サイドは清武以外に適任が見当たらず、前線に多くの選手がいるためこのポジションでもプレー経験のある草野を置いてみた。
野田も経験があるが、清武以外の選手は誰を起用するのかも注目となる。
【FW】
阿部と池田が残留し、安泰と言える。
得点が欲しい場面で高さのある上原もおり、残せた選手の質は高い。
加えて獲得した野田や草野も実力者であり、他の選手と違いも見せられるため層は厚いポジションとなる。
パソ、ヴィニシウスと外国籍の選手の活躍にも期待したい。
3.あとがき
今回はFC琉球について書いてみた。
やはり他チームのことはなかなかわからず、難しいと感じた。
琉球サポーターの方、間違っていたら申し訳ありません。
違っている点等ありましたら教えてくださると嬉しいです。
複数の主力選手が移籍したが、中盤以外は層が厚くなっている。
昨シーズン前半戦の再現は簡単ではないが、上位進出は充分に狙える力を持っている。
まずは一桁順位が目標となるかと思うが、プレーオフ進出も不可能ではないはずだ。
悲願のJ1昇格へ着々と力を付けてきている。
甲府としては昨シーズンのアウェイでの悔しさが残っている。
あの悔しさは同じ地で勝って晴らすしかない!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。