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ライバルチーム紹介⑥

6回目の今回はブラウブリッツ秋田。
昨シーズン初めてのJ2ながら残留争いとは無縁のシーズンを過ごした秋田。
吉田謙監督の元、秋田一体で2年目のJ2も戦い抜きたい。

1.移籍

赤字が訂正箇所

的確にチームスタイルにあった実力者を加えた印象を受ける。
GKには経験豊富な松井を加え、守護神田中に刺激を与える存在となるだろう。
CBには秋田スタイルにフィットする小柳と池田を加えた。
共に攻撃の起点となるフィードを前線に送れる選手なだけに守備だけでなく、攻撃面でも秋田を押し上げる選手となりそうだ。
SBにはJ3屈指の実力者である吉村を加えた。
専修大学から加入した加藤も190cmとサイズのあるSBであり、秋田にフィットしそうだ。
前線に加えた選手は2人のみだが、いずれも秋田に合った選手である。
沖野のバックアップが不在であったが、小暮は沖野を脅かせる選手となる。
青木は高さがあり、守備の献身性も備えておりターゲットマンとして武器となる。

補強もさることながら最も大きかったのは昨シーズンの主力を全員残せた点にある。
ボランチの稲葉はJ1へ昇格した京都サンガFCから関心を持たれていると報道もあったが、残留となった。
長年チームを支えた山田や貴重なバックアップメンバーであった谷奥や久富が移籍したものの昨シーズンよりも戦力値を高めることに成功した。

2.陣容

昨シーズンをベースにメンバーを組んでみた。
監督交代も無いため、ベースは変わらないだろう。

【GK】
守護神田中が残留し、経験豊富な松井を加えることに成功した。
昨シーズンとの比較では戦力アップと言える。

【DF】
CBは谷奥を放出したが、小柳と池田を加え選手層を厚くすることに成功した。
共に秋田スタイルにフィットする選手であり、池田は左利きと秋田にはいなかったタイプでもある。
SBは最も戦力値を高めたポジション。
昨シーズン途中に鈴木準弥がFC東京に引き抜かれて以降、藤山と才藤のコンバートで乗り切ったが吉村、加藤、藤田と本職の選手を加えることに成功した。

【MF】
中盤は大きな変化は無いが、小暮の加入は不在であった沖野のバックアップには充分過ぎる人材である。
SBの補強に成功したこともあり、輪笠や藤山がボランチに専念できる可能性が高いのもプラスとなる。

【FW】
移籍した選手はおらず、逆に群馬から青木を加えることに成功した。
後方からのロングボールが多いチームである秋田において空中戦に強い青木は秋田スタイルにフィットした選手と言える。
また、前線から積極的にプレスを掛けていく献身性も備えており攻守共にキーマンとなりそうだ。

3.あとがき

今回はブラウブリッツ秋田について書いてみた。
やはり他チームのことはなかなかわからず、難しいと感じた。
秋田のサポーターの方間違っていたら申し訳ありません。
違っている点等ありましたら教えてくださると嬉しいです。

J2の舞台で活躍したチームから主力が抜けなかったことは驚きであった。
その上でスタイルにあった選手をJ2の主力クラスから獲得したことも大きい。
明らかに昨シーズンよりも厄介なチームとなっている。
後半戦は他チームに対策を立てられ、4連敗でシーズンを終えたが今シーズンも秋田旋風が起こる可能性は大いにある。
一桁順位は現実な目標となるだろう。

秋田一体で戦う姿勢は個人的にも好きであり、好感が持てるチームである。
また、吉田監督の独特なインタビューは何度聞いても飽きない。
甲府との吉田監督ダービー負けられない!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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