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愛車を特別な1台に!オーナーたちの熱意が交差する一日

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定休日明けの今日は、問い合わせ対応から始まる。週末を挟んだこともあり、作業の相談や依頼が一気に舞い込んでくる。オーナーにとって愛車はただの移動手段ではなく、大切な存在だ。その愛車に手を入れる以上、作業の精度や対応の誠実さが求められる。特に、決して安くはない施工を任せてもらう以上、しっかりとした説明と対応が欠かせない。

一方で、ただ「安さ」だけを求める問い合わせも少なくない。もちろん、予算の都合があるのは理解できるが、それでも本当にクルマを大事にしている人は、単に安さだけではなく「良いものを適正価格で」という視点を持っている。こちらの技術を軽んじていたり、値段交渉ばかりに時間を使われてしまうと、本来向き合うべきお客さんへの時間が削られてしまう。だからこそ、対応の優先順位を明確にし、必要な線引きをしていく。

事務作業を進めていると、スイフトスポーツが入庫。ECUの書き換えとプラグ交換の依頼だ。これはいつもの流れで、オーナーと代表が話している間に、先行してプラグ交換を進める。こうすることで、作業の流れがスムーズになり、余計な待ち時間が発生しない。このあたりはもうルーティンだが、今回は追加で「アライメント作業もできるか?」と相談が入る。

何台交換したことだろうか?

こういったイレギュラーな依頼にも対応できるのは、常に作業を前倒しで進める癖がついているからだ。突発的な作業が入っても、他の業務に影響を出さずに処理できる。この姿勢は、自分のスタイルとして定着しているし、今回も例外ではなかった。スケジュールを崩すことなく、アライメント作業も含め、スイフトスポーツの作業は無事完了した。

ただ、こうした柔軟な対応ができるのは、自分だけの力ではない。他のメカニックが作業を分担してくれたり、事務作業を経理スタッフが進めてくれたりするからこそ、現場が滞ることなく回っている。自分の仕事を最大限効率的に進めるためには、周りの協力が欠かせない。改めて、そう実感する。

午後からは、数件の来店予定が入っている。その中でも、今後のチューニング相談や打ち合わせを含む案件がある。クルマの仕様を決める段階は、オーナーにとって最もワクワクする時間だろう。みんな、自分の愛車を特別な1台に仕上げたいという熱意を持っている。そんな気持ちに応えられるよう、こちらも最適な提案を考える。

レカロシートの相談も増えてきている

接客の合間には、デモカーのタイムアタック準備として、ひたすらタイヤを組んでいく。お客さんの作業が最優先のため、デモカーの整備はどうしても「合間で進める」形になる。それでも、効率を意識しながら少しずつ作業を進めていく。

一応試してみる
使用するのは、おそらく1回限りであろう

明日からは再び重整備が続く予定。スケジュールをうまく調整しながら、1台1台確実に仕上げていく。

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