整備のプロたち：優秀な仲間たちから学ぶ日々

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今日は昨日に引き続き、GT-Rの整備を進めた。特に注目すべき作業はフロントパンプとセンターパイプの交換である。以前にも触れたが、フロントパイプのスタッドボルトがほとんどの場合で痛んでいることが多い。今回もその例に漏れず、1ヶ所のスタッドが抜けてしまい、メス側のねじ山が潰れていた。ねじ山を修正する作業は、狭いスペースでの対応が必要とされ、思うように作業が進まなかったのが実情だ。

この困難を乗り越えるため、今回は先輩に作業の修正を依頼し、見事に修正してもらった。その後、先輩からやり方のコツを教わることができ感謝している。先輩は細部にわたる丁寧さで、見てきた中でもトップクラスの几帳面さを持っている。私はしばしば先輩に作業を依頼する。悔しいが仕上がりが自分よりも優れているため、参考にさせてもらいながら、時には素直に作業をお任せしている。

私たちの職場では、代表やチーフメカニック、そして先輩も含め、私よりも優秀な人が多く、常に彼らから学ぶことができる恵まれた環境にあると感じている。お返しというわけではないが、他の従業員が自分の担当する作業に集中できるよう、私は飛び込みの対応や待ち時間の少ない速やかな仕事を進んで行うようにしている。少しでもチームに貢献できればと思っている。