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アバルトで駆け抜けた朝と心の壁に阻まれた午後

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今日の朝は早くからデモカーのアバルトを走らせ、峠コースへ向かった。目的はダンパーのセットアップだ。路面からの入力を感じながら調整を重ねる。軽量ボディのアバルトは感度が鋭い分、セットアップが決まると見違えるほど生き生きとした走りを見せる。今日はその「良い感じ」をしっかり掴めた手応えがあった。

その後、高速域での挙動テストを行うため次の目的地である鞍ケ池公園へ移動。運動も兼ねて広大な敷地内を歩き回る。牧場の穏やかな風景や湖の静けさに心が和む……かと思いきや、自分にはこの「休日らしさ」をどう楽しむべきかまだわからない。ウォーキングそのものは悪くないが、楽しみ方が見つからず、少し手持ち無沙汰な気分になるのが正直なところだ。

広大でのどか
みな高西の、登場を待ち侘びている
ドーム内で眼鏡が曇ってよく見えなかった

アバルトは高速巡航でも安定感を見せるが、軽量ゆえの課題も露呈した。特に段差での跳ねが顕著だ。このあたりの課題をどう解決するか、今後の調整が必要だと感じる。

帰り道では、偶然にも弊社代表のフェラーリとすれ違った。こちらから手を振ったが、黄色いポルシェではなかったせいか気づかれることはなかった。

午後は電車で名古屋へ向かう。地下鉄を乗り継いで目的のお店を目指すが、到着してみるとその雰囲気にテンションが下がる。店構えが入りづらいと感じた時点で、気持ちが萎えてしまった。実際、初めて訪れる店で入りづらい雰囲気や入口や駐車場が分かりにくいと、つい敬遠してしまうことが多い。今回も例外ではなく、店の前まで行ってそのまま引き返す結果となった。

帰路につきながら、「なんだか無駄な外出だったな」と思う一方で、ウォーキングを目的としていた自分を納得させる。それでも、どこか虚しさが残る一日だった。車の調整や運転の手応えがあったのが唯一の救いだ。

こうして、充実感とは少し違う形で定休日が終わっていった。何かが欠けている気はするが、これもまた自分らしい過ごし方なのかもしれない。

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