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多忙なガレージの現場から:期待と責任のはざまで

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今日はエキシージをダイナパックに載せる作業から始まった。ミッドシップ車両ということもあり、小型送風ファンを使い、空燃比センサーも簡易的にセットした。こういったセッティングは慎重さが求められるため、気を引き締めて取り組んだ。

その後は、ランエボの車検整備とブーストコントロールスイッチの取り付けと設定作業に取りかかった。これもまた細かい調整が必要で、時間がかかる作業だが、一つ一つ確認しながら進めた。

ON OFFではなく無段階でブーストを調整できる
反映されているかLINKも、確認

午後からは、BNR32とZC31Sスイフトスポーツが入庫した。BNR32は年式の関係でトラブルが続いており、今後の対応について検討が必要だ。一方、スイフトスポーツは過去に自分がエンジンを組んだ車両で、サーキット走行を頻繁に行っていた。その影響か、今回ミッションの不調での入庫となり、原因はミッションブローの可能性が高いという結論に達した。オーナーは今後サーキット走行を控え、街乗りをメインにすると言っていたため、ギヤ比を街乗り仕様に変更して再度組み直すことも考えている。

強化パーツは使用せずひたすら精密に組んだエンジン

今日も様々な車種、様々な作業内容に対応しながら一日が過ぎた。お客様の期待に応えられる部分もあれば、自分の力不足を痛感する瞬間もある。お客様が喜んでくれる姿を見るのは嬉しいが、その反対に表情が曇っている姿を見ると心が重くなる。自分の手でお客様の車両を仕上げることに対する責任を再認識した一日だった。

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