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燃料系統の安全性を守る―インジェクター交換と空燃比メーターの取り付け

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定休日明けの今日は、朝から事務作業を淡々と進めていった。問い合わせのメールや電話に一つひとつ対応しながら、見積もりの作成に取りかかる。週明けはどうしても事務的な作業が立て込むが、これを片付けないと本来の業務がスムーズに進まない。各オーナーとの打ち合わせや、他のスタッフのタスクの進捗を確認し、段取りを整えていく。さらに、保険屋との打ち合わせも行い、細かな確認作業が求められた。昼過ぎまで事務作業に追われた。

午後からはようやく本格的な作業に移る。今日のメインはレガシィのインジェクター交換だ。この交換はオーナーのリクエストで、過去に書いたブログ記事を読んだことがきっかけだったようだ。今回の作業は予防整備としての役割が大きく、高負荷時に不具合が発生した場合、エンジン全体に深刻なダメージを与えかねない。また、低負荷時には燃費の悪化など細かな影響が表れやすいため、オーナーもその点を懸念しての依頼だった。

奥まったところにある

インジェクターは純正品から純正品への交換ということで、基本的な手順は変わらないものの、レガシィの水平対向エンジンの特性からやや複雑な作業を伴う。それでも、これまでの経験を活かし、丁寧かつ効率的に進めた結果、無事に交換作業を完了させた。エンジンの調子を確認し、今後も安心して車を運転できるよう整えておくことができたことに安堵する。

インジェクター 交換
インシュレータも交換する

さらに今回は、オーナーの要望で空燃比メーターの取り付けも行うことになった。空燃比メーターは、特にスポーツ走行をしないオーナーにとっても重要な装備だ。燃料の状態をリアルタイムで把握できるため、古い年式の車両などでは、大きなトラブルの予兆を早期に察知する手段となり得る。何かしらの異常が発生する前に対処するための手段として、予防整備の一環として勧めている。

ゼイトロニクス社

今週は、名古屋への出張も控えている。スケジュールはタイトだが、各作業を効率よく進め、無駄を削ぎ落とした動きが求められる。定休日明けから慌ただしい一日が続いたが、手際よくこなしていくことで、次の予定へと無理なく移行できそうだ。

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