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進化した戦闘機がサーキットに舞い降りる日

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今日は朝から納車ラッシュで慌ただしい一日だった。Z34ニスモ、FL5、GRヤリス、GR86と、多彩なラインナップの車たちが次々とオーナーの元へ旅立っていった。それぞれがサーキットを走るための準備を整えた車両であり、ただの移動手段ではない「戦闘機」のような存在だ。そのどれもが、オーナーたちの情熱を映し出しているように見えた。

例えばGR86。今シーズンのタイムアタックに向け、タイヤをA052に交換することでグリップ性能を向上。シーズン終了後には、エンドレスのブレーキキャリパーキットを導入し、さらにワイドボディ化を予定している。まるで成長途中のレーシングカーを見るかのようで、オーナーの構想を聞くたびにこちらもワクワクしてしまう。

組み上げも気合が入る

FL5の進化も圧巻だった。当初は車高調とブレーキ交換、マフラーの取付というプランだったが、入庫時の雑談が盛り上がったことで、サスペンション、ブレーキ、ECU、インタークーラー、カーボンウィングまで一気に進化を遂げた。結果として「ノーマル」と呼ぶにはあまりに遠い姿へ変貌を遂げたFL5。納車時、オーナーから「商売上手だね」と冗談混じりに言われたが、押し売りをしたわけではなく、オーナー自身が「いつかやりたい」と思っていたプランをまとめて形にしただけだ。この結果、オーナーも大満足して帰られた。

HKSマフラーFL5用は在庫もある

こうして、今日送り出した車たちはどれも、ただの納車という枠を超えて、それぞれのオーナーの夢を載せて走り出す存在になった。自分もまた、そんな夢の実現をお手伝いできることに喜びを感じる。
私自身も19歳からサーキットを走り始め、今でもライセンスを保持している。今は趣味程度に留めているが、オーナーたちの情熱を見ていると、かつて全力で走り抜けたあの感覚が胸の奥で再燃してくる。そろそろ本気でサーキット走行を再開し、自分の限界に挑む時が来たのかもしれない。

岡山国際サーキットがホームだった

こうして日々、車と向き合う仕事の中で、オーナーたちの挑戦や進化を支え、自分自身もまた成長していきたいと思う。それが私の原動力だ。

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