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サーキット仕様の進化するスイフトスポーツ、250馬力への挑戦

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土曜日の今日は、朝から活気に溢れ、店内は多くの来客で賑わった。作業が立て込む中、シビックタイプRのECU書き換え作業を行い、それに伴うプラグ交換を終える。仕上がりの確認をしつつ、AE86の板金作業も完了したとの事で積載車で引き取りに行った。

そして、エンジンを組み上げたランエボのオーナーが店を訪れた。まだ納車は少し先だが、今日の訪問では外した部品の選別や持ち帰り、そして慣らし運転の方法を説明することができた。3年近くもの間、この瞬間を待ち続けてきたオーナーは、目の前に迫った納車に対する期待を隠しきれず、目を輝かせていた。この一台が再び走り出す姿を自分も早く見届けたい。

サーキット仲間であるスイフトスポーツも入庫し、進化を求めて250馬力仕様へとバージョンアップを施していく。スペックの向上に合わせ、アライメント調整やインタークーラーの交換、さらには追加メーターの装着など、細部にわたってチューニングを進め、戦闘マシンへと仕上げていく計画だ。月末には兵庫県のセントラルサーキットへの遠征を控えており、その日のために念入りな準備が求められる。オーナーにとっても、このスペックアップは一つの集大成であり、サーキットでのパフォーマンスを発揮することが何よりの目標だ。

アライメントを考え中

そんな忙しい合間を縫って、GC8インプレッサのエンジンを降ろす作業にも取りかかった。EJ20エンジンならではの難所にぶつかり、ミッションとエンジンがなかなか切り離せずに苦戦する場面もあった。最悪の場合、エンジンとミッションを一体のままメンバーごと降ろすという手段も考えたが、あらゆる方法を駆使してなんとか分離に成功。無事にエンジンを降ろすところまで進めることができた。手間のかかる作業ではあったが、この苦労が新たなエンジンを組み上げた時の達成感に繋がると考えると、充実感も一際だ。

EJ20あるあるの難所
無事に吊り上げる
ここから分解していく

車を愛するオーナーたちと共に、こうして一日を忙しく過ごしながらも、自分の手がけた車たちが再び走り出す瞬間を待つのは、やはり格別だ。

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