手間のかかるロータス・エキシージ、ブーストアップの道
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今週もスタートした。最初の仕事は、ロータス・エキシージのスーパーチャージャーのブーストアップだ。今回の作業では、ブーストアップに合わせて補機ベルトの交換も行うことにした。エキシージのベルトは特殊な設計で、小さなプーリーに対応するために、通常の溝とは別に細かい切込みが入っている。これにより消耗が早く、ロータス純正で手配しても一般的なベルトしか手に入らないという現状があるが、弊社では専用の切込みタイプを別ルートから取り寄せている。
ベルトの交換作業では、エンジンマウントを切り離す必要があり、ロータス独特のバスタブシャーシ構造のため、工具の選択にも苦労させられた。今日は午後イチから作業を進め、夜までかかってようやく仮組みまで完了した。スーパーチャージャーについても、ブーストアップ用のプーリー&ノーズの取り付けが無事に終わっている。
この車を触っていると、ロータスのハンドメイド感や、行き当たりばったりで作られている部分が良くわかる。明日は陸運局に出かける予定もあるため、作業の進捗が思うようにいかないかもしれないが、効率よく進めていきたいと思っている。