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事故は突然に: 転んでもタダでは起きない、ポルシェと私の対応術

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今日は定休日。今年初めての美容院へ足を運んだ。いつも通り短くさっぱり仕上げてもらったが、担当の方と話しているうちに「次回は少しスタイルを変えてみるのもいいかも」との提案が。私は髪を切る頻度を減らすために短髪にしていたが、逆に短い方が伸びた際に気になりやすいという指摘には納得した。おしゃれに関しては無頓着な性分なので、結局のところプロにお任せするのが一番安心だ。

久しぶりに名鉄では無くポルシェで移動

美容院の後は、スバルWRX S4 STIを試乗するためにスバルのディーラーへ向かった。途中、伊勢湾岸道の刈谷ハイウェイオアシスに立ち寄り、妻と昼食をとる。久々に二人でのお出かけということで、普段の生活の延長ではあるが、少し新鮮な気分を味わえた。

会社の上着を着ていると、たまに声をかけられる

名古屋市内のディーラーで担当者の丁寧な説明を受けながら、実際にWRX S4を試乗してみた。確かに良い車で、一般的な用途には十分以上の性能が備わっていると感じたが、500万円という価格には釣り合わない印象を受けた。加えて、自分が求めているサーキット用のチューニングベースとしては、どこか物足りなさを感じたため、今回の候補から外れることになった。

写真を撮り忘れた。

そして事件は試乗を終えて車から降りた瞬間に起きた。「ガシャ」という嫌な音が響き、目を向けると、ディーラーのスタッフが運転する預かり車両が、私のポルシェに接触していた。状況としては最悪だったが、私は思わず笑いをこらえた。一方で妻は堪え切れず、横で吹き出していた。国産ディーラーで、よりによってポルシェにぶつける。その場にオーナーが立ち会っているというシチュエーションは、ドラマかコントのようだった。

ぱっと見は目立たない
傷や凹みになっている

間もなく複数の上役が現れ、ひたすらに謝罪を繰り返す事態に発展。私はぶつけられたことそのものよりも、謝罪対応に付き合う時間と労力が損害だと感じたが、それがマイノリティな意見であることは承知の上で口には出さなかった。とはいえ、ディーラー側の誠実な対応には一定の安心感を覚えた。

修理について「責任を持って直します」と言われたが、私は「自社で修理し、費用はそちらに請求します」と返答。これはスバルディーラーを信用していないというより、自社のノウハウを活用することで、むしろ利益に変えていきたいという考えからだ。この「転んでもタダでは起きない」思考法は、普段から弊社の代表を見て学んできたものだと思う。

今日一日の出来事は、笑いと苦笑い、そして少しの学びをもたらしてくれた。きっと数年後、今日のことを振り返れば、「あんな日もあった」と微笑ましく語れるだろう。

家に帰ると猫がルンバから避難していた

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