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通勤時間すら無駄にしない男!デモカーアバルトに仕掛ける“足回り実験”の全貌

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今朝の営業開始前は、デモカーのアバルトの足回り仕様変更に取り掛かる。毎日少しずつセットアップを変え、通勤時間を使って試走を行う。時間は有限だ。何気ない移動時間も、検証とデータ収集に費やす。今日は簡易的なストロークセンサーを取り付け、ダンパーの縮み側と伸び側のバランスを詰めていく。こうした地道な調整の積み重ねが、最適解へと近づく道だ。

毎日仕様変更を繰り返す
データーも取得する

営業開始前から代表は打ち合わせで不在。その間に朝のミーティングを進めつつ、業務の段取りを組む。電話対応、自動車の回送と並行して仕事を回し、無駄なく効率よく。

午後、昨年末に作業を行ったFL5のオーナーが大阪から来店。サーキット走行中のブレーキ不調を確認してほしいとのこと。弊社で足回りのセットアップ、ECUチューン、ブレーキ交換まで手掛けた車両だ。責任をもって点検を進める。結果、異常は見当たらず。オーナーの話を聞く限り、問題は車両のコンディションではなく、サーキットでの特性に起因するものだと推測できる。FL5で国際クラスのサーキットを攻めるには、それ相応の準備と費用が求められる。限界を探るほどに、チューニングの難しさと奥深さを感じる。

サーキット走行あるあるも存在する
きちんと点検をする

次に、JZA80スープラのATF交換とエンジン圧縮測定に移る。この年代の車両は、プラグ交換と同時に圧縮測定を行うのが鉄則。エンジン内部の健康状態を把握し、致命傷を未然に防ぐことが、長く乗り続けるための基本だ。オーナーの愛車に対する姿勢から、その車に注がれる情熱が伝わってくる。

良好だ
プラグはエンジンのバロメーター
圧縮が上がっているパターンもある。なぜでしょう?

夕方からは、レンタカー事業の事務作業に取り掛かる。数字を整理し黙々とデスクワークをこなしつつ、次の作業を見据える。ラストはスープラのステアリングギヤボックス交換。手を動かしながら、整備の手応えを噛みしめる。今日も仕事は尽きないが、充実した一日だった。

後頭部

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