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フルブーストで駆け抜ける年末作業の現場

デモカースイフト販売中!
タービン交換車両を手に入れよう!

今朝の営業前、チェイサーの冷間始動時の燃料調整とスイフトスポーツの失火点検を行った。チェイサーは一歩ずつ理想の仕上がりに近づいており、毎日の確認作業が楽しみだ。スイフトスポーツはサーキット走行時にエンジンが吹けないという訴えがあり、実際に試運転を行い症状を確認。弊社オリジナルタービンを装着したこの車両は、250馬力仕様ということでかなりのポテンシャルを持つ。特にトラクションコントロールをOFFにすると、ハイグリップラジアルを履いているにもかかわらず3速でもホイールスピンを起こす。最近の車ではなかなか味わえない有り余るパワーを操る感覚は、メカニック冥利に尽きる。

チェイサーは良い感じに
追加メーターがあると不具合時に診断しやすい

日中はアテンザのタービン交換作業の続きを進めた。錆びついたボルト類の取り外しに苦労したが、新品ボルトや修正したねじ山を用いて作業をスムーズに進行。O2センサーのねじ山が潰れていたので修正を施し、慎重に組み付けていく。このような細部の修正が、車の性能と信頼性を左右する。

O2のボスも修正
せっかくなのでオルタネーターも交換

途中、XVのスタッドレスタイヤ交換の予定が入庫し、その場で対応する。地元鳥取では豪雪地域のため毎年タイヤ交換が日常だったが、愛知では珍しい仕事だ。鳥取で働いていた頃は、タイヤ交換だけで1週間が埋まるほどの繁忙期があり、その忙しさが妙に懐かしい。

懐かしい気持ちになる作業

今日は他のメカニックたちの作業の進捗も見ながら、全体のスケジュールを調整した。年末に向けて作業量が増える中で、チームとしてどう効率よく回すかが重要だ。休む暇もないが、車を最良の状態に仕上げていく達成感がある。

年末までフルブースト状態で駆け抜けていく予定だ。仕事に集中しつつ、全力で結果を出していくこの感覚は、やはり自分にとって心地よい。

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