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トルク管理の重要性を再確認した一日

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昨夜もまた夢で目が覚めた。最近、こうしたことが続いているが、何か心の中で引っかかっているのかもしれない。

今日は代表が不在のため、問い合わせ対応は私がメインで行うが土曜日にしては珍しく、電話は鳴らず、LINEや来店の予定外の対応もなかった。そのおかげで、朝からZN6のクラッチ交換作業に集中できた。昨日の段階でクラッチを外し、点検まで進んでいたので、今日は組み上げ作業に入る。

手に取って学んでいく

普段は見えないクラッチの内部を分解している機会を活かし、新人にクラッチの作動原理を現物を使って説明することにした。こうした作業は、新人にとっても良い学びになるだろう。

組み上げ自体はこれまでに何度も経験しているため、特に問題なく進められた。しかし、重量物であるフライホイールやクラッチは、高速回転中に万が一ネジが緩むと重大な事故につながる。そのため、新品であっても部品のチェックとトルク管理を徹底し、数回に分けて確認しながら慎重に締め付けていった。

締め付け後はマーキングをして閉め忘れを予防する
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弱点のレリーズベアリングは新品

無事にクラッチの組み上げが終わったので、時間を見て試運転を行う予定だ。夜には、エンジンを組み直したランエボのオーナーが様子を見に来店される。新しいエンジン音を初めて聞くことになるオーナーの反応が楽しみでもあり、不安でもあるが、良い結果になることを期待している。

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