新基準に注意!車検のヘッドライト検査とHIDのチェックポイント
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今日は、先日の車検体験について書きたいと思います。陸運局での継続検査は、いつも通りのルーチンのはずが、今回はイレギュラーがありました。
ヘッドライトの光軸と光量の検査について、これまでの検査方法と来年からの変更点が気になります。今回の車両は平成10年9月以降に登録された車両なので、ロービームでの測定が必要でした。以前は、ロービームで不合格でもハイビームで測定し直せば合格することが多かったのですが、来年からはロービームのみでの測定が基準になるそうです。
これは、特にHIDヘッドライトを搭載している車にとって大きな影響があると感じました。HIDの劣化や不具合には特有の問題がありますね。例えば、光量の低下はバーナーの摩耗が原因。電極が摩耗し、電極間の距離が広がるとスパーク力が落ち、結果として光量が不足します。
そして、HIDのライトがチラついたり不安定になるのはバラストの劣化が原因。さらに、光軸が定まらないのは、レンズの曇りが主な原因であることが多いです。
これから車検を迎える皆さん、特にHIDヘッドライトを使っている方は、これらの点に注意して、事前にしっかりと点検を行うことをお勧めします。来年からの新しい検査基準に備えて、安全かつ快適なドライビングを続けましょう。