フロント業務と作業の二刀流

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今朝は、サーキット仲間でもありお客様でもあるGR86の駆動系オイル交換を行った。この車両はエアバッグの警告灯が点灯していたため、軽く点検を試みたが、その場では解決できなかった。後日、車を預かり徹底的に調査することにした。

午後からは、ランエボのオイルクーラー取り付けの仕上げ作業を行った。この作業は他のメカニックに任せていたが、私はフロント業務だけで無くメカニックでもあるため、自分で作業する場合もある。他のメカニックの作業は常に高いクオリティを誇り、安心して任せることができる。特に、私が苦手なワンオフ系の作業をお願いすることが多い。

先日、お客様から「高西さんもメカニックとして作業されるんですね」と言われた。確かに、フロント業務に従事することが多いが、メカニックとしての技能を忘れたわけではない。実際の作業に携わることで、手が汚れることもあれば、油まみれになることもある。そうした瞬間が、私にとっての真の充実感をもたらすのだ。

工場の風景はいつものように忙しさに包まれていた。他のメカニックたちがそれぞれの仕事に専念している姿を見て、私は改めてチームとしての一体感を感じた。彼らの手際の良さ、丁寧な仕事ぶりは私にとって大きな励みであり、日々学ぶべき点が多い。