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キャブ調整の経験が活きるフルコンセッティングの現場

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今朝もいつも通り、ランエボの調整から一日が始まった。今日も特にフルコンのセッティングがメインだったが、チーフメカニックにデータを見てもらう機会を得た。自分なりに問題なく走行できる状態までは仕上げていたものの、彼のアドバイスを受けながら細かく手直しをしていくと、エンジンのアイドリングが見違えるほど安定した。こういう瞬間に、経験の重みや熟練の技術の凄さを実感する。特に各種マップやモニタリング数値を画面上に表示する際のレイアウト設計が抜群に効率的で、感心せざるを得なかった。

強制的に冷やして各水温の補正を確認する

フルコンの調整には専門的な知識や用語が必要で、自分でも調べながら進めているが、以前キャブレターの調整を学んだ経験が今回も活きた。昔ながらのキャブは、シンプルながらもエンジンの基礎的な仕組みを知るためには良い教材だったと改めて思う。最新のフルコンと古いキャブを並行して扱うことで、技術がどう進化してきたのか、その歴史まで感じることができるのが面白い。

キャブ世代ではないので、むしろ新しい

また、さまざまな車種のオーナーが愛車の作業を依頼してくれるこの仕事環境には、本当に恵まれていると感じる。特に、頼れるチーフメカニックのような「師匠」がいるのは、自分にとって大きな財産だ。今日学んだことを自分の知識として消化し、いずれ記事として記録に残していきたいと思う。

それにしても、フルコンをいじるたびに純正ECUの完成度には感嘆する。ドライバーの癖や気温、湿度、標高など、千差万別の条件の中で、エンジンを安定して始動させ、トラブルなく走行できるようにする技術は本当に素晴らしい。現場で触れれば触れるほど、純正品の奥深さと、アフターパーツとの棲み分けを考えさせられる。技術の進化を目の当たりにしながら、それを日々の仕事に活かせるのは、自分にとっての何よりのやりがいだ。

誰がメゾネットやねん

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