パソコンが重いのを解消する方法(メモリ増設)
背景
今回は、妻が「使用しているノートパソコンが重い・・・泣」と言っているのを聞き、メモリ増設をしてあげたことでサクサク動くようになった方法を皆さんにも共有します。費用はメモリ代約6000円、対応時間は1時間程度で非常にコスパが良かったです。ただし、パソコンによってはメモリ増設不可の物もあるため注意ください。本記事の手順の中にメモリ増設可否の確認方法を載せています。
パソコンが重い原因
パソコンは複雑ですから、重い原因には様々な要因があります。全てを列挙するのは難しいので、5点ほど主な原因を列挙します。
①CPUのスペックが低い
CPUはコンピュータの頭脳であり、ここのスペックが低いと処理速度が低くパソコンが重たいと感じます。ゲームや動画編集等、パソコンの処理速度が求められる場合は、スペックが良いものを購入しましょう。ただ、普段パソコンでyoutubeを見たりメールしたりするぐらいであれば、特に気にする必要は無いと思います。
②メモリの容量が小さい
メモリとは、データやプログラムを一時的に記憶する部品です。このメモリ容量が大きければ大きいほどより多くのデータやプログラムを一時的に記憶できるため、処理速度が速くなります。キッチン台に例えると、キッチン台が大きければ大きいほどより多くの具材や調理器具を置くことができ、料理の効率が上がるイメージです。
③必要のないアプリが起動している
必要のないアプリが起動していると、その分メモリ容量を消費してしまい処理速度が遅くなります。先ほどのキッチン台に例えると、使わない調理器具をキッチン台に置いておいたら、調理の邪魔で作業効率が落ちるイメージです。
④不要なデータが蓄積している
蓄積されているデータが多いほど、データの読み書きに時間がかかるようになり、パソコンの動作が遅くなります。不要な写真や音楽は削除しましょう。
⑤パソコンがウイルスに感染している
悪意のあるウイルスに感染している場合、ウイルスがパソコン内で悪さをしているためにパソコン動作が遅くなります。ウイルス対策ソフトを入れることをおすすめします。
対策
メモリ増設をし、メモリ容量を増やします。理由は、使用PCのメモリが8GBで容量が小さいことと、メモリ増設は手っ取り早くできるため、この対策をすることにしました。
メモリ増設の手順
手順①パソコンの型番を確認して、そのPCがメモリ増設できるかを確認
パソコンには型番や製造番号が記載されたシールがありますので、そこで型番を控えてください。
今回はノートパソコンが対象ですが、ノートパソコンであれば背面にシールがあるはずです。
次に、「型番」と、「メモリ増設」といったワードでネット検索して、パソコンメーカーのページに飛んでください。(検索例:PT75CGS メモリ増設)
そうすると、パソコンメーカーによるメモリの説明サイト、もしくは説明書が見つかるはずです。(今回は、東芝さんのdynabook)
↓見つかったサイト
私は、このサイトを確認したところ、以下の記載があったため、メモリ増設できるということが分かりました。できない場合は、残念ながら諦めましょう…
--サイトから引用--
あらかじめ1スロットに8GBのメモリが装着されています。16GBに拡張するためには、空いているスロットに8GBのメモリ(オプション)を装着してください。取り付けることのできるメモリ容量は、2つのスロットを合わせて最大16GBまでです。
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手順②メモリの種類確認と購入
増設するメモリの種類を、上記メーカーさんのサイトや説明書で確認しましょう。
私の場合は、サイトに、増設メモリ PC4-17000<DDR4-2133>の8GBを使ってねという記載があったため、「PC4-17000 DDR4-2133メモリの8GB」を買えばよいことが分かりました。
そして、Amazonで「PC4-17000 DDR4-2133」と検索し、8GBのメモリを購入しました。
手順③メモリの増設
メーカーサイトのメモリ増設手順に従って、メモリ増設しましょう。
参考として、以下に今回のノートPCの実際の交換した画像を載せます。10分で終わりました。
↓ドライバーと増設メモリを準備
↓メモリ増設する前にシャットダウンして、バッテリーを外す
↓メモリがある個所のカバーを外す
↓メモリを差し込む
↓差し込み完了
↓カバーとバッテリーを元通りに付けて終わり
手順④パソコンを起動して、メモリが増えていることを確認
↓パソコンの「システム」-「詳細情報」から、実装RAM(メモリ)が16GBに増えていることを確認!元々8GBでした。
結果 サクサク動くようになりました
メモリを8GB→16GBにしたことで、これまで重かった動画編集ソフトが明らかに動作が早くなりました。妻にも好評です!
是非、皆さんもパソコンが重い場合はメモリ増設してみください。実施する際は、メーカーサイトの手順をよく見て実施してくださいね!パソコンが壊れたら目も当てられないので・・・。実施する前には、クラウド等に大事なデータをバックアップしておくのが良いと思います。