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岐阜大学共同獣医学科の入試について
岐阜大学共同獣医学科は、獣医学を志す学生にとって魅力的な選択肢の一つです。2025年度入試に向けて、いくつかの重要な変更点がありますので、受験を考えている方は注目してください。
入試概要
岐阜大学共同獣医学科の入試は、一般選抜(前期)と学校推薦型選抜Ⅱの2つの方式で行われます。特筆すべきは、一般選抜に後期試験がないことです。
2025年度入試の変更点
2025年度から新課程入試が始まり、以下の変更があります:
共通テストに「情報」が新たに加わり、6教科8科目となります。
個別学力試験の科目が変更され、英語が廃止され、数学と理科1科目の2教科となります。
数学では、「数学C」が新設され、ベクトルや複素数平面などが範囲に含まれます。
参照:https://www.gifu-u.ac.jp/R7_senbatsuyoukou.pdf
配点と難易度
共通テストの配点は950点、個別学力試験は400点で、合計1350点満点となります。岐阜大学共同獣医学科は、国立獣医学部の中では比較的入りやすいとされていますが、それでも難関であることに変わりはありません。
共通テストのボーダー得点率は約77%で、国公立獣医学部の中では中間レベルに位置しています。
参照:https://www.gifu-u.ac.jp/upload/d56e3f627595a2ad84babf8979a2aa8d.pdf
入試対策のポイント
共通テスト対策:配点が高いため、しっかりと準備することが重要です。
数学:「数学C」の新設に注意し、ベクトルや複素数平面の学習を怠らないようにしましょう。
理科:物理、化学、生物から1科目を選択します。例年、化学よりも生物のほうが難しいとされています。
速読力:英語の長文問題では、1,000語を超える文章を速く正確に読む力が求められます。
最後に
岐阜大学共同獣医学科は、鳥取大学との共同教育課程を採用しており、高度な獣医学教育を受けることができます。野生動物系の研究室があるなど、岐阜大学ならではの特色もあります。
受験を考えている方は、新課程入試の変更点に注意しつつ、バランスの取れた学習計画を立てることが大切です。共通テストと個別学力試験の両方で高得点を目指し、獣医師への夢を実現させましょう。