国公立獣医学部と私立獣医学部の「獣医師国家試験合格率」を過去3年分並べてみた!
こんにちは。獣医専門予備校VETの永目です。
今回は、タイトルの通り
国公立獣医学部および私立獣医学部の「国家試験」の合格率について
データをまとめてみました。
まずは国公立の獣医学部を見ていきましょう!
国公立大学(全11大学)
どこが突出しているとかなく、
大体どの大学も90%前後を保っています。
私立大学(全6大学)
岡山理科大学は、2018年に新設の学部なので、
まだ卒業生がいません。
それ以外の私立大学のデータを見ても
国公立大学と同じでおおよそ90%前後の合格率をキープしています。
つまり!?
「国家試験」のために大学を選ぶ必要はなく、立地や研究内容、学力に応じて大学を選択すればいいと思います。
おまけ(他の国家試験は?)
歯科医師の国家試験の合格率は毎年およそ65%前後
薬剤師の国家試験の合格率は毎年およそ70%前後
医師の国家試験の合格率は毎年およそ90%前後
そして上記のように、
獣医師の国家試験の合格率はおよそ90%前後です。
「90%も受かる試験なんだから獣医師の国家試験って楽勝なんじゃない?」
と思う方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが‥
もちろん、そういうわけではありません。
獣医学部や医学部は「入口」である入試を厳しくして
優秀な学生を確保して、業界の質を保とうとしているのです。
逆に薬学部や歯学部は入試の難易度が低い学校も多く存在しますが
「出口」である国家試験のレベルを下げていないので、やや全体の合格率が少ないのです。
だから、舐めないで今、一生懸命勉強してください!
また以下の過去記事を参照して欲しいのですが
また獣医学部の受験の勉強は
入学後もダイレクトに役に立ちます。
生物や化学は、むしろ高校の勉強がきちんとできる前提で授業が進んでいくのです。
国家試験にも、化学や生物の内容が出題されるようです。
また海外の論文を読んで研究するのに、英語は当然必要ですよね。
なので、今は苦しくても受験勉強から「国家試験対策」が始まっていると思って将来のために頑張って欲しいなと思います。
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