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帯広畜産大学 畜産学部 共同獣医学課程 入試について

帯広畜産大学 畜産学部 共同獣医学課程は、獣医学を学ぶ学生にとって人気の高い選択肢の一つです。この課程の入試について、難易度や合格率を中心に詳しく見ていきましょう。

入試難易度

共同獣医学課程の入試難易度は非常に高いと言えます。偏差値は64~65と、大学全体の中でもトップクラスの難易度となっています。また、共通テストの得点率も79~84%と非常に高く、受験生には高い学力が求められます。

合格率と倍率

この課程の人気の高さは、その倍率にも表れています。

  • 前期日程:2024年度の倍率は3.9倍

  • 後期日程:2024年度の倍率は11.9倍

これらの数字は、国公立大学の獣医学部の中でも特に高い倍率であり、競争の激しさを物語っています。
参照:https://www.obihiro.ac.jp/number-exams

入試科目と配点

共同獣医学課程の入試では、以下の科目が課されます:

  1. 共通テスト:6教科8科目(国語、数学、理科、外国語、地歴公民、情報)で660点満点

  2. 個別試験:

    • 前期日程:総合問題(英語、物理、化学、生物及び数学の5科目を出題し、英語は必答、英語以外の4科目から2科目を選択し、合計3科目解答(450点満点))

    • 後期日程:小論文(200点)と面接(200点)

参照:https://www.obihiro.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2024/08/R7senbatuyoukou.pdf

合格最低点

2024年度入試の合格最低点は以下の通りです:

  • 前期日程:1050点満点中825点

  • 後期日程:1000点満点中806点

これらの点数からも、合格のハードルの高さがうかがえます。
参照:https://www.obihiro.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/R5goukakusyaseiseki5.pdf

合格のポイント

  1. 共通テストで高得点を獲得すること:特に理系科目(数学、理科)と英語で高得点を取ることが重要です。

  2. 個別試験対策:

    • 前期日程の総合問題では、幅広い知識と思考力が問われます。

    • 後期日程では、小論文と面接の対策が鍵となります。特に、獣医学への興味や将来のビジョンを明確に表現できるよう準備しましょう。

  3. 獣医学への強い意欲:面接では、獣医師になりたい理由や将来の目標について聞かれる可能性が高いです。

まとめ

帯広畜産大学の共同獣医学課程は、その高い教育水準と北海道大学との連携プログラムにより、多くの受験生から注目を集めています。しかし、その分競争も激しく、合格のためには周到な準備と強い意志が必要です。高い学力はもちろんのこと、獣医学への深い理解と情熱を持って挑戦することが、合格への近道となるでしょう。

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