寝る前に英単語!50日チャレンジ!46日目
こんばんは、日本一授業が大好きな英語講師かっさんです。
「どっちがどっち?」ってややこしいものってありますよね。
「右と左」とか意外に苦手な人いますよ。
「エレベーターとエスカレーター」とか
「ビビンバとピビンバ」ってどっちやねんとか。(これちょとちゃうか)
英語では
lend と borrow でしょうかね。
これも一定数いますよね。
この見極めは字数で区別できちゃいますよ。
lend「貸す」ー borrow「借りる」
字数の少ないもの同士ペア、多いもの同士ペアですね。
はい、覚えた~(*^^*)
あ、ここは大丈夫な人、いっぱいいますか?
それではこの英作文にチャレンジしてみてください。
私は彼に本を借りた。
▽
▽
▽
× I borrowed him a book.
これではないんですね。
正解は
I borrowed a book from him.
となります。
「貸す」、lendの場合は
I lent him a book.
は使えるのですが、borrowはこの4文型のカタチは使えません。
「なんで?」と思った人は続きをお読みください。
4文型のカタチをとる動詞はgiveが代表的ですが、
「授与動詞」とも言われ、「授ける・与える」動詞に限られるのです。
そして、
give O1+O2で考えると
「O1がO2を持つ」
の関係が成り立ちます。
たとえば
I gave him a book.
という文では
「私は彼に本をあげた」
という訳と
「彼は本を手にした」
ということも成り立ってますよね。
I lent him a book. (私は彼に本を貸した)
では、彼は本を手にしてますが
I borrow him a book.
borrowという動詞は「借りる」なので本を手にしているのは彼ではなく私なのです。
このような関係では4文型のカタチは使えません。
逆にいうと
Vの後ろに目的語が2つあるときは、Vの意味がわからなくても「与える」の意味なることが圧倒的に多いので、類推することができます。
次の文で考えてみましょう。
My father allowed me 10,000 yen.
allowは「許す」で覚えている人も多いと思いますが、
「父は僕が10000円使うのを許した」
などと、「許す」の訳に固執することなく、
「父は僕に1万円くれた」
でいいのです。
4文型の説明はここまでです。
はい、もし上の説明が「うぜー」という人は
borrow A from B 「Bから(に)Aを借りる」
を覚えておきましょう。
That’s all for today.
See you next time!
ここまでお読みいただきありがとうございました!