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【確認中】代々木上原sio「ふつうのマヨネーズ」の炎上をまとめていたら広告代理店NEWS・クリエイティブディレクター梅田哲矢さんの美容クリニック事業・ミニマムスキンクリニック銀座が「再生医療等安全性確保法」の届出をちゃんと出しているか確認してみることになった件について

代々木上原sio「ふつうのマヨネーズ」事件

代々木上原sio「ふつうのマヨネーズ」が発売されましたが、プレスリリースとsio代表鳥羽周作氏があたかも「一般的なマヨネーズは添加物のおかげで賞味期限が長い代わりに味が悪い」かのように宣伝していたが、そもそもマヨネーズは成分の規格が決められており、一切の防腐剤などを入れることができないのだから虚偽的な説明を行っていると私は推定し、景表法違反に当たるのではないかと思い消費者庁に連絡しました。

商品詳細
・名称:マヨネーズ
・原材料:食用植物油脂(国内製造)、卵黄、醸造酢、砂糖類(砂糖、水あめ)、マスタード、食塩、(一部卵を含む)
・内容量:120g
・成分表記:100gあたり熱量674kcal/蛋白質1.3g/脂質74.2g/炭水化物5.0g/食塩相当量1.3g(推定値)
・賞味期限:未開封で製造日から120日
・保存方法:直射日光を避け、常温で保存
・容量:120ml
・価格:1箱   (3ピース) ¥3,800税込(送料別途)
3箱セット(9ピース) ¥11.400税込(送料無料)
・販売開始日:2021年7月1日(木)0:00~
・販売サイト:https://futsuno.shop/

あとインフルエンサーによるステマっぽい感じもあったのでそれも推定しましたが、ハヤカワ五味さんが自費で購入したかどうかはわからないので示唆に留めます。

念のため資料は残しておきます。(7月2日 ステマの記事追加執筆)


さて、たしかに広告では、かなり攻撃的にマヨネーズdisをしているので品位に欠けるものの「一般的なマヨネーズはフェイク野郎、sioの『ふつうのマヨネーズ』こそが本物だ」くらいしか言ってません。

が、しかしsio代表の鳥羽周作氏はこのようにも発言していました。

つまり、添加物などのせいで味が劣ると主張していたわけです。
(この主張はのちに撤回されました)

たぶん本心は「自分はこの味が好きってくらいす」なのかもしれないが、それならなんであんな攻撃的な広告にしたのかわからないし、本心と違う広告が勝手に記名で出されたなら、それ広告代理店のミスでしょって話。
しかし後に、ちゃんと間違ったことは撤回できる素晴らしい人だなって思ったら、なんとテレビ番組ではふつうに「添加物を一切使用していないため、一般のマヨネーズに比べて賞味期限が短い」と宣伝してしまっていました。

これは明らかに虚偽でしょう。
マヨネーズについては規格が決まっているので、決して「添加物」で「賞味期限」を不自然に長くしているということはありません。単純に酢と塩で雑菌が繁殖しないだけです。それにもかかわらずあたかも「一般のマヨネーズが賞味期限長いのは添加物を使用しているから」と嘘の比較して配信しちゃったなら、それはもうアウト。キユーピーや味の素が培ってきた企業努力を踏みにじるような、公正な競争を無視した行為だと思います。これは認識不足とかではなく、他社に迷惑をかける行為なのでやめましょう、ふつうに。

また一応、ちゃんとsioの「ふつうのマヨネーズ」と「一般的なキユーピー社のマヨネーズ」でそんなに塩分量が違うのか?と思って比較もしておきました。

【大匙15g換算の塩分量】
・キユーピー社 : 約0.3g
・sio社 : 約0.2g

そこまで大差ないなと思います。あと酢についてですが、phは測ってみないとわからないのでサンプルください。シャーレと寒天は私が用意するので、無料で実験やります。

というか、そもそもマヨネーズって「ソース」なわけで、その塩と酢が少ないほど良いって価値観自体が意味わからない。それはただの好みの差であって、劣るとか優るとかではないでしょう。なぜ既存のマヨネーズをdisる必要があるのか?

わかりませんね


考えられる異論 「塩と酢はマヨネーズの邪魔者」説

Twitterで議論する中で異論として挙がったため追加する。
長いので飛ばしてもおk。

たしかに、sio鳥羽周作氏があげている広告の画像1枚だけで見るならば、「一般のマヨネーズは添加物を使って賞味期限を伸ばしている」とまで言ってないように見えるが、それではむしろ筋が通らなくなるだろう。

マヨネーズが添加物を使わずに長期保存を実現しているのは、事実として酢と塩が使われているからである。これはもちろん当然、マヨネーズがソースやドレッシングであるのだからなんらおかしなことではない。食卓の調味料というものは、そもそも料理に塩気や酸味を与えるものなのだから、それを否定することは「マヨネーズ」のアイデンティティの否定である。

そして実際、sioと広告はそういうことを言いたかったのではないかと推論する。つまり「食卓の調味料というポジションではなく、単体の料理として捉えた時に最高のおいしさになるように作りました」と、恐らくは言いたかったのだろう。それで全て合点がいく。しかしそれは他社をdisってしまったら通らない理屈だ。「マヨネーズ」とは一つの規格であり、各社がその基準を満たし、公的に決められた公平な競争を行っている。その公平な競争を行っている各社の企業努力に向かって「酢と塩で賞味期限を伸ばしているくせに」と批判を行うのは不当である。なぜならば酢と塩は素材そのものであり、添加物ではないのだから。その量についてももしも「塩が多すぎる」ということなら単に売れなくなるだろうし、「この塩気がちょうどいい」となればよく売れるだろう。あくまでも市場はそのようにできている。なぜsioとその広告が「本来のマヨネーズ」という形を決めることができているのか、その正当性は酢と塩に限るならば全く存在しない、あくまでもマヨネーズそのものの本体であり素材でもある酢と塩を「賞味期限を伸ばす目的」と勝手に断定して批判したことは、実質的には「不自然に足されたもの」=「添加物」かのようなイメージを植え付ける批判方法ではないだろうか。各社が求めたマヨネーズのアイデンティティともいえるオリジナルの塩気と酸味の風味そのものを「不自然」=「不正」なものだと糾弾するようなもので、それは公正な競争を否定することに等しい。少なくとも我々は各社の理想の味が完成し、市場に流通していると見なさなければならない。なぜなら好み以外で批判する根拠はなく、市場の自由な競争下にあるのだから。

それに、「酢と塩邪魔者説」では論理的に辻褄が合わないこともある。この表を見てもらいたい。

キユーピーマヨネーズ 食塩相当量0.3g
キユーピーハーフ(カロリー50%カット) 食塩相当量0.4g
キユーピーライト(カロリー80%カット) 食塩相当量0.5g

カロリーを減らすごとに食塩量が増えていく。要するに、カロリーを単純に減らすとマヨネーズのパワーが減るから、塩分を足すことで全体的に増強し、ハーフでもライトでもオリジナルマヨネーズ味に近づくようにしている企業努力の証拠である。オリジナルマヨネーズのあの塩気と酸味こそが市場で最も求められており、各企業としても完成形として自信をもって製造していることの証ではないだろうか。消費者からも作り手からも、あの味こそがマヨネーズのアイデンティティとして捉えられているということではないだろうか。酢と塩の量の多寡はあくまでもそれも含めた風味であり、酢と塩が多いから劣るとか優るとかではないはずだ。それを突然、あの塩気と酸味はマヨネーズの本来の風味じゃない、フェイク野郎だ、などと勝手に断定し批判をするならば、それはあまりにも品位に欠けるし、根拠がない。

またあくまでも景表法は消費者がどのように感じるか、総合的に見て判断がなされるのだからその解釈を現時点でどこまで論証しようとあまり意味がない。私はこのsioと広告は消費者に対して「あたかも他社が添加物による不正を行っている」かのように誤解を与え、各企業の努力に対して砂をかけるような不公平な広告だと判断したので、消費者庁に一報を入れたのである。

あらゆる商品には絶対にそれなりの理があるし、消費者へのメリットも必ずある。しかし「広告」で消費者を裏切るようなことをしてしまった場合には、それは詐欺的な価値に転じてしまう。今回は広告のせいで価値を完全に台無しにされてしまったし、その後の対応もひどかった感じが強い。

以上、読み飛ばしても大丈夫です。

梅田哲矢さんについて

梅田 哲矢 Co-founder / Creative director
#広告 #コンテンツ #PR #コピーライティング
1987年 大阪生まれ。広告的発想を武器としたクリエイションと、実現するためのリレーションを併せ持つ新しいタイプのクリエイティブディレクター。日本人としては初となるカンヌヤングライオンズ金賞を皮切りに、クリエイターオブザイヤー、Cannes Lions、oneshow、Clio、LIAなど世界的な広告賞を多数受賞。世界を変える企業や発明をクリエイティブの力で微力ながらも、サポートしていきたいという思いから、2018年NEWSを創業。
https://twitter.com/umedatetsuya
https://newsllc.tokyo/

この広告を担当している?
と思われる"THE CREATIVE CAPITAL「NEWS」"梅田哲矢さん。

なぜか突然颯爽と現れて「マヨネーズは酢と塩で賞味期限を伸ばしているのだから、批判者はミスリードだ」と反論されました。ちょっとよく意味わからなかったので、「酢と塩」は「添加物」じゃないことを申し添えました。定義上、添加物とは増粘剤やアミノ酸などを指します。これは普通に考えればわかることですが、塩が添加物の扱いを受けるなら塩おにぎりが添加物たっぷりのおにぎりということになります。あとこのわけのわからないまとめを早朝に作ってる私の目に浮かぶ涙にも添加物がたっぷりということになります。何を言ってるのかわからないですね。

しかし百歩譲って、マヨネーズは保存のために塩と酢が多く、その味のバランスを取るのにアミノ酸を使っているのだから、それは実質的にアミノ酸を使わざるをえない必要性に駆られているという意味で塩と酢が多いことは間接的に添加物を増やし、賞味期限を伸ばしているのだ、という解釈をしてみましょう。(書いててわけはわからない)。でもそれはだいぶアクロバティックな論法だと思われます。

(A)「一般的なマヨネーズは"酢と塩"により長期保存を可能にしている」

(B)「一般的なマヨネーズは"添加物"により長期保存を可能にしている」

このAとBの二つの文章では全然受け取る時のニュアンスが違いますし、事実としても誤った内容ですよね。広告なのだからあくまでも消費者にとってどのようなメッセージ性があるのか、という評価をすべきです。自分でコピーライター担当したのかわかりませんが、わけのわからない独りよがりの信念を消費者に押し付けて、それどころか他社にまで迷惑をかけるような広告は公正なものではないと思います。

なので言ってることよくわからなかったのですが、とりあえず"THE CREATIVE CAPITAL「NEWS」"についても梅田哲矢さんのご見解と当案件を丁寧にまとめ、消費者庁に連絡をしておきました。

あとは私ではなく、公取とか農林水産省の方々と議論して、論破してみてください。私にはどうぞお構いなく。


なんか掘ってたら出てきたやばいやつ「ミニマムスキンクリニック銀座(MINIMUM SKIN CLINIC GINZA)」

深夜のテンションでデジタル・フォレンジック検定準二級の私が梅田哲矢さんについて掘っていたら、なんかヤバそうなの見つけたので報告します。

なんていうか、倫理観の低そうな広告パーソンってだいたいなんか掘ると出てくるんですよ。

クリエイティブキャピタルNEWSの梅田哲矢さんが行っているとされる美容クリニック事業「ミニマムスキンクリニック銀座(MINIMUM SKIN CLINIC GINZA)」……ってなんでやねん!この方がめちゃくちゃ美容皮膚科美容整形オタクだったらわかるものの、そうでない場合、広告パーソンがわけのわからない事業を立ち上げた時ってだいたい悪い予感しかしないんですよね。で、やっぱり法律とのチキンレースが散見されました。

なんか広告がどうとか言っていますが、キャンペーンで値引きをやるのは医療広告ガイドラインにおける「品位を損ねる内容の広告」に該当しますので、やめましょうね。

あとGoogleMapのクチコミがすごいことなってるけど大丈夫?星4.9でほとんどの人が1回目のクチコミだけど、これも通常、医療広告ガイドライン的には……というかいろいろとダメだと思うよ?

https://www.google.com/maps/place//data=!4m2!3m1!1s0x60188b1fe99366cb:0x394bc92e2d49760d?source=g.page.share

しかしそんな小さなことよりも、特に目を引くのが「PFC注射」という愉快で高額な再生医療っぽいやつ。1セット14万円。これは恐らく薬機法や健康増進法というより「再生医療等安全性確保法」で規制対象かなと思われます。

それなら「届出」を出して「認定」があるはずなので検証してみます!

でも、私は素人なので認識を誤っているかもしれません。各位は各位で厚労省、東京福祉保健局に連絡するなどの手段で正しい情報の入手と提供が行われるといいなと思います。

ではチェックしていく前に、客観的な社会状況についておさらいです。

あとクリエイティブ・キャピタルってなんなんだ?

わかりませんね


「再生医療」ってなにそれ?

"再生医療を臨床研究あるいは自由診療として提供しようとする場合、事前に認定再生医療等委員会での審議、承認を得た後、厚生労働大臣に届け出を行い、その情報を公表する必要がある。第一種及び第二種は、特定認定再生医療等委員会、第三種は認定再生医療等委員会での審議となる。"
https://www.intellim-holdings.com/column/rgm/202003_law.html

無届けで第二種再生医療等である「自己由来幹細胞の静脈内投与」を実施した医療機関に停止命令―厚労省
https://gemmed.ghc-j.com/?p=13665

要約1
「再生医療は細胞を使って治療する技術。めちゃくちゃ規制厳しくて、届出を出して審議を受ける必要がある」

要約2
「無届けでやっている医療機関には停止命令が下されることがある」


わかりましたね。


Let's Check!!!!!!

ではチェック開始です。

「厚生労働省」のデータベース 再生医療等提供機関一覧1種・2種・3種 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000186471.html

ミニマムスキンクリニック銀座
「該当なし」


「日本再生医療学会」のデータベース
https://saiseiiryo.jp/search/?offset=0&limit=10&prefecture=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD&department=&treatment=&disease_name=&target=&search=%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%9E%E3%83%A0&division=%E6%B2%BB%E7%99%82

・東京都
・治療
・「ミニマム」と「minimum」でワード検索

「該当なし」

一応、再生医療学会に電話して確認しましたが朝イチで異様なテンションで相談したらめっちゃドン引きされました。承認までのラグとかそういうのは基本ない、という話でした。

結果:なにも該当なし


わかりませんでしたね


考察

データベースが壊れている可能性もありますが、念のため「高須クリニック」「共立美容外科」などでワード検索すると、有名どころはちゃんとヒットしました。

もしかしたら今年開院したばかりなのでまだ登録が反映されていないのかもしれません。

ゾス!素人なのでよくわからないです!
とりあえず東京都福祉保健局に連絡してみます!ゾス!
朝イチで厚労省に聞いたら、こういうのは気になったときに都に言えばいいよって言ってたから東京都の福祉保健局でいいらしいゾス!

【困ったときの連絡先】
福祉保健局 健康安全部 薬務課 S0000607@section.metro.tokyo.jp
港区 みなと保健所 生活衛生課 hoken01@city.minato.tokyo.jp

令和3年7月2日
株式会社klinik
美容皮膚科ミニマムスキンクリニック銀座
〒104-0061 東京都中央区銀座7-8-13 ブラウンプレイス 6F
電話: 03-5962-8520
メールアドレス:なし
https://ginza.minimumskin.clinic/

テンプレート
(所管自治体)あて
下記のサイトについては、医薬品医療機器等法違反の疑いがありますので通報します。
氏名:
連絡先:
(1)令和○年○月○日
(2)サイト名: (URL: )
(3)事業者名:
所在地:
電話番号:
メールアドレス:
(4)医薬品医療機器等法違反と思われる商品名:「    」(URL:  )
(5)違反が疑われる内容:
(ア)未承認医薬品又は未承認医療機器の広告
(イ)無許可での医薬品の販売
(ウ)処方せんなしでの処方せん医薬品の販売
(エ)その他医薬品医療機器等法違反と思われるもの
(6)医薬品医療機器等法違反と考えた理由:
(7)その他連絡事項:

3行まとめ

・sioの「ふつうのマヨネーズ」は広告が残念だった、商品はよく知らないけどめっちゃ高い

・その残念な広告作った広告代理店業NEWS・ミニマムスキンクリニック銀座の梅田哲矢さんは「酢と塩」と「添加物」の違いがわかってなそうだったし、マヨネーズとはある種の「ソース」なのに、酢と塩が少ないことが良いマヨネーズで、酢と塩が多いマヨネーズは悪いマヨネーズかのように思い込んでいそうだった。

・梅田哲矢さんが事業やっている美容皮膚科事業、ミニマムスキクリニック銀座は医療広告ガイドラインにおける「品位を損ねる内容の広告」に該当するようなキャンペーンをやっているからその点はどう見ても違反しているように見えるし、あと再生医療等安全性確保法に違反しているかどうか気になって厚労省と学会のデータベース漁ってみたけど何も出てこなかったので東京都福祉保健局にとりあえず連絡してみましたが、ところであと現時点でGoogleマップのクチコミ67件☆4.9とかレビューなってるけどどいつもこいつも1件のクチコミしかしてないような客だらけでそれはもしもステマやってるとしてももうちょっと金払ってちゃんとした業者使った方がいいよって思う人が出てくるかもしれませんとはいえ、まさか著名なクリエイティブディレクターたる梅田哲矢さんがそんな杜撰なことするわけないですよね?

倫理観の低そうな広告パーソンってやることみんな似てるよね。

わかりますね。


注記:この記事には医療や法律に関する情報が多々ありますが、私の解釈がそうというだけで事実でないこともあるので一応注意。困ったら近所の士業と公的機関を頼りましょう。だから私はしょっちゅう福祉保健局に"連絡"しています。


※梅田哲矢氏は博報堂グループ社員であるものの本件広告とは関係ないためそれに関する記述を削除しました。謹んでお詫びし訂正いたします。(2021-07-04)

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