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北米獣医師免許試験・備忘録52、更なる調査

トロントには事情により飼えなくなったペット、飼い主のいないペット(要するに野良ネコ・野良イヌなど)、迷子ペットを一時的に預かり、必要があれば去勢・避妊手術、そして訓練をして里親が見つかるまで世話をするという慈善団体が幾つかあります。そのなかの一つ、Toronto Humane Society が動物看護士を募集しているということで、先日履歴書をメールで送りました。今のところ返信は無く、かといって送信したメールが戻ってきたという通知も無いので、届いているのだろうなというところです。グレッグには「履歴書を出してから一カ月くらいは返信ないかもしれないよ。大きな組織だしね」と言われました。この記事を書くにあたって、もう一度ホームページを開き、Careers という項目を開いてみたところ、まだ募集中とのこと。一定期間が過ぎ、ある程度送られてきた履歴書が集まったところで選考に入るのかしらとも思いますが、あくまで想像です。

さてこの一件もあり、ちょっと獣医看護師に関する法規制について気になったので調べてみました。オンタリオ州政府(おそらく移民局管轄)のホームページに「海外の獣医師免許を持つ獣医師は、獣医として働く事は出来ないが、獣医アシスタントまたはテクニシャンとしてであれば働く事が可能である(1)」との記載がありました。またオンタリオ州で獣医師としてのキャリアを積みたい場合の手順についてもホームページ上でガイドラインが示されていました(2)。

獣医アシスタント、またはテクニシャンとして働く際の細かいことについては Ontario Association of Veterinary Technicians (OAVT, (3)) の方に問い合わせる必要があるそうです(1)。それで OAVT のホームページに行ったところ、オンタリオ州の Veterinary technician 、いわゆる獣医看護師というのは高度に法整備がなされているらしく、関連法規のPDFファイル(4)も公開されていました。ざっと目を通した限りでは、海外で獣医学を学び、獣医看護師として働きたい者についての記載は見当たらないようでしたが、今度もう少しきちんと目を通してからメンバーになれるか、そしてタイトルが貰えるのかどうかの問い合わせをしてみたいと考えています。


(1) Ontario Canada/Working/Find Your Profession/Veterinary Medicine
(2) Ontario Canada/Working/Career Maps/Veterinarian
(3) Ontario Association of Veterinary Technicians
(4) Objects By-Laws Code of Ethics of the Ontario Association of Veterinary Technicians

2014年10月30日掲載

2014年ですか…この後、結局 Registered Veterinary Technician の資格を取得したんですよね。それについても、備忘録の中に今後出てくると思います。ぼちぼち投稿していきますので、よろしくお願いいたします。

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