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北米獣医師免許試験・備忘録5、英語攻略法 - アイエルツ試験対策編

【五.英語攻略法 ― アイエルツ試験対策編】
2.英語試験対策(アイエルツ対策)
こちらは短期勝負です。受ける試験によって対策が異なりますし、試験対策で覚える手段というのはすぐ忘れるからです。私は過去にアイエルツ(IELTS)とトイフル(TOEFL)を受けたことがありますが、前者の方が実際日常で使われる英語が試験の中でも出てくるという印象を持っていて、そのため4年前に初めてアイエルツを受けてからはアイエルツ派になりました。「試験の為だけに覚える単語」が少ない方がいいと思ったからです。私がトイフル対策をしなくなってから、どうも試験内容・方法の見直しがあったようですが、詳しい事は分かりません。そういったこともあり、ここではアイエルツ対策を紹介します。

A.テキストを使って勉強する
英語力というのは、ある程度のところまでは語学学校、ボランティア体験等で上がっていきます。けれどもその先は本当に地道な勉強を積み重ねていかないと進めません。

左から3冊のシリーズ本は、私が実際に5年前ほどに購入し自主勉強に使っていた(今でも使っている)本です。最初から順番に問題を解いていくと、アイエルツ攻略が身についていきます。

上記で述べた本ですが、一冊だけ Amazon.co.jp で今でも販売していました。と言っても、在庫限りのようですが (^^;)
Improve your IELTS - Writing Skills

右端は、模擬テストが4回分入った本です。実際のテストでのしかかってくる「時間との勝負」に自分を馴らしていくためのものです。アイエルツは時間制限がとても厳しい試験で、それに慣れているかいないかでスコアが決まると言ってもいいほどです。何度も気軽に受けることができればいいのですが、試験費用は約$280ドル。そうそう何回も受けたくはありませんから、模擬試験は大切です。

B.アイエルツ対策を開校している語学学校に留学する
アイエルツ対策をフルタイムで提供してくれる学校を選定します。そういった学校はアイエルツ対策だけを教える教師を数名確保しているので、まず教え方が違います。アイエルツでいかに得点をあげていくか、つまり何が重要なのか、何を切り捨ててもいいのか等の攻略法・勉強法を学生に詰め込んでいくのです。私は、この時点で学校に通うのはこれらの情報を手に入れるためとモチベーションを維持していくためだと思っています。学校側に英語力を押し上げてもらうということは期待していません。学校選定は、エージェンシーの利用と自己リサーチを並行して進めていくことをお勧めします。エージェンシーは生徒を紹介することで語学学校から支払われる手数料で成り立つ会社です。つまり手数料を支払ってくれる学校を優先的に勧めてくる可能性は常にありますが、それでも語学学校の情報は多く持っていますし、何よりエージェンシーを通すと授業料が割り引かれる場合があるのです。問い合わせは無料の場合が殆どなので、どんどん質問をして対応を見ながら会社の質を判定すればいいと思います。

因みに私はトロント留学センター・トロントオフィスを利用したのですが、担当者であったSTさんは非常に話しやすく丁寧な対応をしてくれました。2013年も今のところ勤務継続予定ということです。学校の雰囲気が良いこと、アイエルツ対策に力を入れていること等の理由で私が通う事にした学校:Language Studies Canadaアイエルツ対策だけを、最短時間でこなしたい人におススメの学校――上記の学校で目標のアイエルツ・スコアが取れなかった場合、次はこの学校にしようと私が思っている学校:IELTS Exam Prep Toronto

C.ネット上の情報を使って勉強する
リーディング: The Econimist あるいは New Science を読むといいそうです。というのも実際の試験に出てくる英文の幾つかは、これら二つの雑誌に掲載されている文章を引用したものだということです。情報を入手したばかりなので、まだ私も読んでみた事はないのですが、これから読もうと思っています。ボキャブラリー・スペリング:語源を知っていると単語が覚え易くなります。この時に使えるサイトが Word Root Quick Reference。トップページに行くと、語源だけでなくアイエルツの為のボキャブラリーなど他の情報も入手できます。シソーラス(類語)を学びたい時には Visual Thesqurus が楽しいかもしれません。ただこれは余裕が出てきてからの方がいいと思います。ボキャブラリーがある程度ついてから、似た意味の単語の違いなどを確認するという使い方をお勧めします。

スピーキング:アイエルツのテストで聞かれるだろう内容について知りたい時には 101 IELTS Speaking Part Two Tasks がおススメです。このPDFファイルを提供している UsingEnglish.Com は実際にアイエルツ試験官をしている男性が称賛していたサイトです。

「そうそう何回も受けたくはありませんから、模擬試験は大切です」って書いてあるけど、結局は何度も受けました。日本で4回、カナダで1回…かな?
4回目でダメだった時は、諦めようと思ったんですよね。それで、その後に別の専攻科目(鍼灸です)でカナダ留学したのですが、一年住んだら「あれ?英語力上がってる?」と気がついて、今ならいけるかも?と短期対策を講じたら目標点が獲得できたのです。

今ならインターネット環境が充実しているので、そして日本も昔よりは英語が身近になっているので、日本にいても勉強しやすいのかなとは思います。逆を言えば、海外に居ても全て日本語で過ごしつつ、かつ快適な生活を送れるようにもなってますけど。友人で、常に日本のバラエティー番組をタイムラグで観ている方とかいます。すごい。因みに私はテレビを殆ど観ないので、昔から浦島太郎路線まっしぐらです。

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