北米獣医師免許試験・備忘録17、愉快な生理学 1 Yuzu: Vet in Canada 2023年9月30日 08:47 【十七.愉快な生理学】今、生理学の問題を解いているのですが、引っかけ問題が数多くでてきます。ある問題で genus とは何かを聞いているのですが、回答選択肢が以下のようになっていました。 - orders- phlya- really smart people- classes- species選択肢の三つ目、「とっても頭のよい人達」となっています(笑)正解は一番下の Species で、訳としては genus = 属 になります。これは、genius = 天才と genus の綴りが似ているためだと思うのですが…獣医の試験だよ、この回答はありえないと思うのですが、試験の緊張で焦っていたら、実際にはひっかかってしまうのかもしれません。下は更に手の込んだ(?)引っかけ問題です。”If a llama is presented with a hisotry of ataxia, what is the problem?"- cannot shed winter coat- fainting due to hypoxia or cardiac arrhythmia- the owner bought the llama tax-free- inability to coordinate movement- congenital deafness専門用語で、 ataxia = 運動/歩行失調 というものがあります。この意味を答える問題なのですが、選択肢の中に「飼い主が、そのリマを税金を払わずに連れてきた」があります(爆笑)これは ataxia を a と tax と ia に分解して考えたらそうなるかもという意味です。というのも、a は接頭語として「無, 非」という意味を持ちます。そして tax = 税金ということで、「税金払ってないよね~」という可能性があるだろうという…獣医師免許試験、色々な意味で侮れません!柚子屋弐番館、問題は Zuku Review より今なら楽勝なのに、当時(2013年頃)はこのレベルだったのかと思うと、なんか感慨深いものがあります。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #カナダ #獣医師 #北米獣医師 #北米獣医師免許試験 #NAVLE 1