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北米獣医師免許試験・備忘録116、CPE について

CPE はここ Saskatoon と Montreal で年に数回実施されているようです。Montreal でも受験は出来ますが、フランス語訛りの英語に対応する勇気が無いために、CPE も Saskatoon で受験したいと思っています。交通費が…5倍くらいかかりますが…(-_-;)
CPE の概要ですが、試験は3日間。Saskatoon では2月、8月、12月の実施を目標としているそうです。因みに2019年8、12月の試験枠は全て埋まっているそうで、つまり私が今受験手続を速攻で進めても、実際の試験は2020年になる可能性が高いという事です。まあ、今の状態で受験しても絶対合格しないので問題ないです。CPE に含まれる科目(section)は以下の七つ。

1. Anesthesia
2. Surgery
3. Small Animal Medicine
4. Radiology
5. Equine Practice
6. Food Animal Practice
7. Necropsy

要するに、麻酔、外科手術、小動物臨床、レントゲン、馬臨床、大動物臨床、剖検、です。PSA の試験官から言われたことですが、CPE は獣医療の知識だけでなく、臨床での実用性を鑑みて効率性とコミニケーション能力も重要視されるので、そこを念頭に試験対策を立てるとよいだろうとのことでした。恐らく、PSA で「時間ないーーーーーっっ」って思った私がプチパニックに襲われているのを見ての助言だったと思いますが…いや、でもですよ、カナダの知らない土地まで来て、それなりの試験料を支払って受験して、自分でも大きなミスをせずに最後まで実技を続けることが出来ているのに、あとたった数針の皮膚縫合で再試験になるかもっ(= 更なる待ち時間 + バカにならない費用負担)て気がついた時に落ち着いていられる手段があったら教えて欲しい…私の心臓はそれなりに丈夫になりましたが、色即是空の境地には至っていません。

話を戻します(笑)…試験に必要な情報は、日本語でも英語でも巷にいくらでもあると思います。というより、特に anesthesia, surgery, small animal medicine, radiology の4科目に関しては、真面目に小動物臨床に取り組んでいる日本人獣医師なら頭の中にその情報が入っていると思います。問題は試験の際に、自分が極度に緊張した状態で、ピンポイントで必要な情報が取り出せるのかってことだと思うんです。獣医(大)学の中で生きているような獣医師さんの中には、そういうことが出来る人もいるのかもしれませんが、私には無理…ということで、これから対策を練らなければなりません。

Necropsy に関しては過去の受験生から「YouTube を見ておけば大丈夫!」というコメントを頂きました。なので後回し。Equine & Food Animal に関しては、経験値が絶対的に不足しているので、これから実習先を探す予定です。何とかして自分をどこかに捻じ込まなければ。頑張ろう。先述した4科目については手元の Evernote と教科書に必要な情報があると思うので、これを試験対策用にまとめていきたいと考えています。できれば Android App 様式で。そうすれば試験前日の移動中とかでも最終チェックがしやすくなる。効率大事。少し前に、協力者が見つかりそうと呟きましたが、「こはくちゃん(仮名)」という方です。先ほど試験が終わったので、報告がてら連絡をしてみました。返事が頂けるといいのですが。

現時点で、試験内容の変更無いですね。このまま読んで大丈夫だと思います。

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