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北米獣医師免許試験・備忘録99、獣医看護師試験詳細

獣医看護士試験の概要ですが、問題数が全部で170問、うちカウントされるのは150問です。試験は全部で3時間、つまり180分ですから、一問に割り当てられる時間は約1分。短いように思いますが、選択問題なのと試験問題文章が短いためにあまり負担にはなりません。NAVLEと比較するから余計にそう思うのかもしれません。

試験の最高点は800点、うち425点で合格ですから、正解率53%で合格という計算になります。いいのか、それで…と思う部分もありますが、いいならそれで。

試験の内訳ですが、やはり小動物関連が多かったように思います。これは大動物限定だなという問題はそれほど出てきませんでした。日本の獣医師であれば、英語の問題がクリアされれば余裕で合格できると思います。

今、思い返しても、負担の少ない試験だったなと思います。日本獣医師 → カナダ獣医看護師 → 北米獣医師 という過程を経た日本人を数人知っていますが(自分を含めて)、経済的な事も含めて悪くないと思います。日本円価格が下降している状態で、これから海外に目を向ける人も出てくるのかなと。香港だと獣医師免許でかなり良いお給料が頂けるようですし。日本からも近いですしね。

下積み期間を尊重できる柔軟性と根性が必須かなとは思います。御一考下さい。

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