見出し画像

北米獣医師免許試験・備忘録105、 経過報告

私事になりますが、先日ようやく Basic and Clinical Science Examination (BCSE) を通過しました。やっと NAVLE に挑戦できます。次の NAVLE は年末で、日程の詳細は未だ公示されていません。申込みは6月上旬開始予定だそうです。

BCSE 合格後に受け取ったメールから判明したことが幾つかあります。私が試験登録した後、試験過程細則に関してなされた変更です。

(1) 受験者としてカナダ獣医師会に登録してから7年以内に合格できなかった場合、それまでの結果は無効となりすべての試験をやり直さなければならない。

(2) 実地試験が一つ追加され、通過しなければならない試験が全部で5つになった。追加された試験は Preliminary Surgical Assessment for the CPE” (PSA) という。

(3) 試験を受けるために獣医師会に登録している間は年間費用250ドルを納めなければならない。

私の現状ですが、タイムリミットは今から約6年間。5つの試験(語学試験、BCSE、NAVLE、PSA、CPE)のうち最初の2つを通過しています。次の試験である NAVLE ですが、日本の獣医国家試験にあたります。北米で獣医師になるには必ず通らなければならない関門。其れが受けられるということで、何だかようやくスタート地点に立っているような気がしています。これがすごく嬉しくて…今までは「スタート地点に立つ資格すら無いんだよ〜」と言われ続けてきたような感じだったので。

この先どこまで行けるか未明ですが、とりあえずは年末のNAVLE に向けて対策を練って行こうと思っています。

2017/03/25

最初の試験通過、2017年だったのかと思うと、そこからは早かったような、遅かったような。コロナが無かったらあと1年は確実に早く取れてたとか、自分の先を歩いて応援してくれる先輩がいたらとか、終わってから思ったのはそんなこと。

最終的に、今、免許が取れたので良しとします。

いいなと思ったら応援しよう!