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イルカ は一度の呼吸で肺の中の8〜9割の空気を交換できる
イルカは一度の呼吸で肺の中の空気の約80ー90%を交換することができます。
犬の一回換気量は10ー15%程度です。
呼吸の回数が少なくても効率よく換気して水中で行動できる時間を増やしているのですね。
1回換気量は麻酔管理でも重要な知識です。イルカ の麻酔は犬や猫と勝手がだいぶ違いそうですね。
イルカの解剖もさせていただいたことがありますが、やはり筋肉は犬猫に比べてミオグロビンが豊富で、赤黒く見えたのが印象的でした。
ミオグロビンは酸素とよく結合し、筋肉に貯蔵する役割を持ちます。
参考
小動物における吸入麻酔法の原理と実際, 若尾義人,1985 Jpn,J Vet Anesth, vol.16, No2 53-61
イルカの解剖学 身体構造と機能の理解,Bruno Cozzi, Stefan Huggenberger, Helmet Oelschla(このaはアーウムラウト)nger,監訳山田格
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