【エトセトラ】メズム東京
メムズ東京に行ってきました。
2020年のコロナ禍にオープンした竹芝にあるホテルです。「メズム」の語源は、“mesmerize”(魅了する) 。ホテルで過ごすひとときが、五感すべてが魅了され、新しい価値観に出会い、感性が磨かれ、インスピレーションにあふれた体験であってほしい——そんな想いが込められています。
インテリアデザインは流石に最先端。モダンでありながら有機的。色彩的にもハッキリと何色というのではなく、様々なカラーと質感が使われています。全体的に彩度が抑えめ。ディスプレイも素敵です。
客室のカーテンは別注でドレープは裏地付き。レースはmasa。masaは積水ナノテクノロジーが開発した金属コーディング技術で、レース生地に薄く均一に金属コーティングすることで、紫外線・可視光線・赤外線を反射・吸収します。通常、遮熱効果を高めたいとなると織りの密度が高いと透け感がなくなって外が見え難くなります。高層階の陽当りが良い大きな窓からウォーターフロントの景色も楽しみたいけど、紫外線や熱は抑えたいというニーズにmasaは最適なのです。
ドレープは遮光裏地付き。交差レールで光漏れはありません。カーテンボックス内がブラックなので交差レールもブラック。こういうところにもこだわりがあって素晴らしいです。
最近のホテルはコンセプトによる差別化が明確です。メムズは東京の今を感じさせてくれるのでステイするだけでも楽しめますよ。