ソウル2003年*新規開店ダンシングガール
初めて見たときはポカンとして、次に別の場所で次に見たときはかなり考えた。
ふたりひと組で踊るこの子たちはなんだろう。なぜ通行人に向かって踊っているのかと。
彼女たちは、新規オープン開店イベントの言わばキャンペーンガール。韓国では比較的小規模店舗でも、この形式がポピュラーのようで、店を装飾すり風船とともに現れる。飲食店が多かった気がする。
しかし。
ちょいちょい見かけてはちょいちょい違和感。
なぜなら、あまり笑顔が無かったからだ。どちらかというと真剣。アイドル養成所のきっついダンス特訓ドキュメンタリーのときみたいな。
この違和感は、日本的考え方かもと、あとから思うのだが。おもてなしやサービスには(過剰ともいえる)笑顔がマストやろって、あれな。もろ昭和ですなぁ。笑。
しかし、自分がもし店舗側の人間で代理店へオープンイベントの(広告費)料金を払ってたら、女の子たちには、そんな激しく踊るより、笑顔付きのダンスをして欲しい。(私が見かけなかっただけで、笑顔満載の子もいたかも知れない)
そう言えば、いっときのマクドナルド。あの「いらっしゃいませ!」は、世界最高レベルのサービス笑顔だったな。他国マックであそこまで元気で明るいスマイルにはほとんど出会えない。
最近の都心マックもあんな笑顔は見かけない。急速に増えた外国人クルーがテキパキ働いている。日本マックはいつの時代も教育システムがしっかりしてるのかな。
コンビニはちょっとなと思うことがたまにある。各店舗ごとの加盟店責任者からの教育に任せているのか?
差が激しい印象。
さて、その新規開店ダンシングガール。(正式名称が分からないので、いったんそう名付ける)
ある日、我が下町にも現れた。軽快な音楽に合わせて踊りまくる。おおっ、なんか嬉しい。
うなぎの蒲焼きっぽいものを売る店のオープニングイベント、日記にそう書いてあったのだが、何の料理なのか分からない。
だが
無表情やなんやより、その前に下町での浮き具合が半端なくて、なんだか気の毒だった。今日のバイトは、ここかよ、外れ〜と思いながら、仕事してたんだろうなぁぁ。笑。
見て見て↑と言いたい。
白黒画面の中で、ダンシングガールの衣装とイベント風船だけがカラーじゃないか。
開店イベント自体に慣れっこなのか、ダンシングガールたちへ関心向けることなくそのまま通り過ぎる通行人たち。
かぶりつきで見ていたのは
昼間から酔っぱらってるオッさんと
日本からやって来た園児メロンもうすぐ5歳。
別日。こちらも近所で激写。夜まで頑張って踊っていた。
いまもまだあるのだろうか。
オープニングイベントダンシングガール*カタカナオオイナ
中途半端な終わり方してからに。
すいません。
明日へ続く。