スクールアイドルミュージカルを観に行こう
最近のラブライブシリーズは話題が尽きませんね。
新基軸のスピンオフ「幻日のヨハネ」が始まったサンシャイン、新たに劇場3部作の公開が発表された虹ヶ咲、3期生が加入してユニットも発表、アニメ3期が控えるスーパースター、配信によるリアルタイム性が話題の蓮ノ空。まさかのアイドルマスターとのコラボライブも発表されて今後も楽しみで仕方ないです。
しかし皆さん、ラブライブシリーズにはもう1つ展開中のシリーズがあるのを忘れていませんか。そう、スクールアイドルミュージカル!
スクールアイドルミュージカルを前回の東京公演の時に見て、今回の追加公演も見てきて、やっぱりスクミュ良いなと興奮冷めやらぬままちょっと紹介したくなったというのがこの記事です。
一応布教なんでネタバレは無しで。
ストーリー
スクミュはとにかくストーリーが良いんです。こればっかりは実際に見ないと、ネタバレなしで語るのは難しい
今までのラブライブシリーズとどれとも違っていて、それでいて確かにラブライブを感じるシナリオになってます。多分どのシリーズが好きでもあうんじゃなかろうか。公演時間短めなのもあって、傾向としては勢い重視。とても濃厚に凝縮されてます。といっても矛盾とかあるわけではないですが。
私としては後半の展開がたまらない。まさに「スクールアイドル」ミュージカルなんだって感じました。
キャラクター
2つの学園―椿咲花女子高校と滝桜女学院の10人の生徒が登場します。
椿咲花は、ザ・主人公のルリカ、恒例激重幼馴染のユズハ、おっとり後輩のユキノ、スポーティボーイッシュのヒカル、おバカオタクのマーヤの5人。
椿咲花の特徴はアイドルを始める以前からの仲良しグループであるところでしょうか。基本出会いの物語であるラブライブにおいてこれは結構珍しい。短時間でも本当に仲が良いんだろうなっていうのが伝わってきてよき。
滝桜は、センターのアンズ、部長でストイックなミスズ、アンズを慕う後輩のトア、ダンスが上手で控えめなレナ、歌が得意でサバサバ系のサヤカの5人。
こちらはグループ内で競い合ってるのが特徴。それも虹ヶ咲にような仲間でライバルみたいな感じではなく、ポジションをめぐってバチバチ競争するタイプ。ここからストーリーを通して変わっていく関係が見どころです。
スクールアイドルだけではなく大人が主体的に物語に関わってくるのもスクミュの特徴。この作品にはルリカの母マドカとアンズの母キョウカがそれぞれ学校の理事長として登場します。この二人は学生時代からの知り合いであり、ライバルです。彼女たちにも物語が存在し、それもスクミュの魅力の1つです。というか割と真面目にマドキョウはキている。なんかめっちゃ歌が上手いし。
総じて今までにないタイプのキャラクター達が揃っているのが特徴といえるかも。多くて覚えられない?心配は無用です。開始20分もしないで覚えるから。それだけキャラが立っていて魅力的だと感じます。でも見る前に公式サイトを一目通しておくのはアリかも。そっちの方が覚えやすくなるし。
楽曲
ミュージカルなので劇の大部分が歌にのせて進みます。そのため全体としてテンポよくメリハリが効いていて飽きがくることがありません。本来なら台詞にならないような設定なども自然に組み込めるというのも中々面白いと思います。さしてミュージカル経験のない私でも問題なく楽しめました。
そしてそこはラブライブ、スクールアイドルとしてのライブシーンも存在します。
終わった後に脳内再生が止まらなくなると評判の『きらりひらり舞う桜』
個人的にはこの曲とそれにまつわるストーリーこそがラブライブであると確信している『きみと見る夢』
ある意味で一番大事なんじゃないかと思う『ゆめの羅針盤』等
これらは劇中でライブシーンとして披露されるだけでなく、劇の最後にスペシャルライブとしても披露されます。声は出せないけどブレードは振れるので思いっきり楽しもう。
とここまで書いたわけですが、要はスクールアイドルミュージカルは素晴らしい作品で、ラブライブが好きなら絶対楽しめると思うので皆観に行こう。これを観ないなんて絶対損してる。
まあこの記事を書いてる時点で後1日しか残ってないんですが。布教するの遅いよねこいつ。でも今日の昼はまだ席あまってるみたいだし。気になるなら観に行こう。
願望としてはわざわざツアーバージョンと銘打ってるし追加公演がどっかであるんじゃないかななんて思ってます。そして映像化して欲しい。
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