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俺の Stereo Fabrication of Youth はじめて物語

俺とStereo Fabrication of Youthの出会いは、
深夜放送で流れてた関西のロックフェス
RUSH BALL 2004」のライブ映像です。

メイン会場の映像では THE BACK HORNが「未来」を喚き散らしてたり、
曽我部恵一 with OO TELESAが「ギター」をゆったり歌ってたり、
the band apartが「Eric.W」をブチかましてましたね。

https://youtu.be/WJLSrgQSdu8

https://youtu.be/mum0JhR_bhg

んで、そのライブ映像中に
6月に催されたRUSH BALLのプレイベント
RUSH BALL ☆6の映像が挟まれてまして、
THE LOCAL ARTとかスパルタローカルズとか、
当時の新進気鋭のバンド群の中に
「彼等」は居たわけですよ。

そのライブは本編じゃないから、
各バンドのライブ映像なんて曲のサビの15秒くらいですよ。
恐ろしく早い一瞬。
俺でなきゃ見逃しちゃうね。

でもその異様にエモいメロディーに
一瞬で魅了されちゃうわけです。

「何このバンドちょーかっけー」



「バンド名…Stereo……何だっけ?」



「あ、曲名見てなかった」

の狭間でグラグラと揺れる俺は、
学校近くのTSUTAYAで名前も完全に覚えてないバンドのCDを探そう
と心に誓う訳です。

でも何分学生の身分、カネが無い。
レンタル100円まで我慢の日々。
そして日々は流れ、何と俺はこの心の誓いを忘れてしまうのです。
多分その頃は「おっぱいもみたい」とか
そんな事ばかり考えていたのでしょう。
今もですが。
で、年明け位に気付くわけです。

「あ、忘れてた」

ようやく100円セールの時にTSUTAYAに突入。
「S」の棚でやたら長いバンド名のCDを探すわけです。

「…あ、あった!」

同じタイトルのCDが2枚ある。
その時手にしたのがコレです。


Stereo Fabrication of Youth 『Audity』


よーし聴くぞー、とCDプレイヤーに盤を放り込み、 再生ボタンを押す。


……
………

「何やコレ!RUSH BALLで演奏してた曲入ってないやんけ!!!!!!!!!」

何という事でしょう。
この男、 アルバムの良さよりも
聴きたかった曲が入っていない怒りの方が勝ってしまい、
このバンドの魅力にまだ気づけていません。
「レンタルCDはよ返さないとなー」と思いながら
たまに行くブックオフ(天王寺駅前にある)で
何となくシングル棚を眺めていると、
同じバンドのシングルを発見。

Stereo Fabrication of Youth 『1979』

おー100円やんけ、と思って何となく手に取る。
「1979」

「春夏秋冬」
が 先日レンタルした『audity』と曲目がカブってることを気にしつつも
まー100円だからええか、と何と無なしに購入。
CDプレイヤーに投入、再生ボタンポチッ。
「Blind」のイントロがドーン!!!!!!!!!!!

「何やこれナンバガ並みにカッコええやんけ!!!!」

「てか『audity』と全然雰囲気違うやんけ!!!!!!!!」

と驚きつつもこのバンドの曲の幅広さにようやく気付く俺。
「あ、レンタルしてたCD返却しなきゃ」と
返却期限日にTSUTAYAに足を運びCDを返却。
延滞料金ナシ。

「ついでだし何か借りるか~」
CD棚をうろつく俺。
何となしに「S」の棚を見る。
そういえば『audity』2枚置いてあったな~って、あれ?
よく見たらこのCD『audity』と違うやんけ!
帯の灰色に騙されとったわ!!
で、タイトルは……『albino』?
タイトル“a”始まりでめっちゃ似とるやんけ!
ナメとんのかコラ!!
レンタル。

Stereo Fabrication of Youth 『albino』


『albino』をCDプレイヤーにポーン
再生。
1曲目。
猥雑な電子音に戸惑う。
2曲目。
このバンド1曲目で油断させといて2曲目でブチかますの好きだな。
俺も好きです。
3曲目。


……
………

「これやーーー!!!俺が探してたのはこの曲やーーーーーーー!!!!!!!」

感動の再会を果たした俺。
そしてステファブをインターネットで情報収集。
ほうほう、彼等は「戦場の遠距離恋愛」っていう曲が有名なのか。
てか何このタイトルフザけてるのと思つつ
インディーズ時代に作成したと思われる旧HPに辿り付く。
お、何か「戦場なんたらかんたら」一部視聴できるみたいだぞ。
クリック

“ワン、ツー”
最高のギターイントロがドーーーン

「何やこのバンド最高やんけ!!ブランキーもかっこええけどな!!!」

こうして俺はステファブの虜になり
年々メンバーが減ってゆく状況にヒヤヒヤし
江口亮一人になった時にはもうあかんと思い
彼が編曲家でブレイクして号泣しましたとさ。

もっとライブやって♡

https://youtu.be/Pjl_UjWopnk




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