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フィンランド旅行③ロヴァニエミ編(スキー)

2025.2.1
この旅行のメインイベント!
ロヴァニエミにあるOunasvaara(オウナスヴァーラ)の丘にあるオウナスヴァーラスキー場へ。
スキー場のホームページ
https://ounasvaara.fi/en/

本当は3人揃ってスキーする予定でしたが、諸般の事情により私とKさんの2人で行くことに。
Pさんにスキー場まで送ってもらいました。

ちなみに北極圏で、冬は日が登るのが遅いためここのスキー場の営業時間は
平日は10〜20時
休日は11〜17時
で、クリスマスイブだけ休み。

hiihtokeskusというのがスキーセンター。
早く着いたのでまだ無人。
あんまり大きくないスキー場で、右側のコースはペアリフトとTバー、左側のコースはTバーのみでした
今回はブーツしか持ってきてないので、まずは板とストックを借りに行きました

リフト券、スキー板とストックのレンタルで1人13000円ちょいでした。
ブーツも本当は重たいしかさばるので悩んだのですが、日頃履き慣れてるものを使うほうがストレスが少ないかなと思って持参して、結果的によかったです。

スキーセンター
コインロッカーは1日5ユーロでした
簡素な作りのセンターでした
チケット売り場の隣に小さなレンタルコーナーが。
板は初めてのelanでした。
私は150cmのを借りました
ちなみにこの日、なんだかぞくぞくとスキーに関係なさそうなお客さんが雪山を登って行くなあと思っていたら、スキー場の真横(右奥)でラリーの大会が開催されていました。
※フィンランド人はラリーとかF1が大好き
朝10時過ぎだけど、日がまだ登ってきていません。
私はTバーでずり落ちたことがあるのでビビってリフトを選択。
ちなみにペアリフトのセーフティバーを下げてなかったらリフト止められてまでスタッフに注意されてしまった。
なぜみんなTバーを選ぶのかというとそっちの方が少しだけ速いからです。

山頂、というか丘の上に到着。
※フィンランドにはそもそも山がない。南の方もそうだし、ラップランドの方まで来ても、見渡す限り丘が続く。
だから、日本のスキー場のてっぺんからよく見るようなのを期待するとちょっと感じが違うかも。
あと、雪質は極上とかってわけでもなかったです。でも滑りやすかった。(フィンランドまで来てアイスバーンだったら泣いてた)

向こう側の茶色っぽく見えるところは林というか森というか、木が生えて凍っています
思ったより晴れ間が出ていました

何回か滑ってみて、「思ったよりコース短いな💦」ということに気づく。
下の写真を見るとわかるけど、1番長いコースで1500mだけど(ゲレンデマップど真ん中のくの字のコース)いわゆる林間コースでめちゃくちゃ斜度緩いのでゆっくり滑ると途中で止まっちゃう箇所あり。

ちなみにコースのレベルは、易しい方から順に緑、青、赤、黒。
でも赤でもそんなに斜度ないから普通に滑れました。

ホームページから抜粋

スキー場の一部を閉鎖してラリーやってたんだけど、私は車とかレースに詳しくないから分からないけど、レースに出た車ってそのまま普通に道路運転して帰ってくんだということをこの日知りました。

その車ではないけど、ラウンドアバウトのとこでドリフトしてた車がいました…
ワイルドスピードの映画見た帰りに車飛ばして帰る的な笑

ラリー、少し興味あったけど観戦エリアに行くのは入場チケットか何かが必要だった模様。
最初、スキージャンプの大会なのかなと思ってたけど違った
観戦エリアには入れないので普通にスキーで上から降りてきたとこで覗き見。


少し滑ってからちょっと休憩。
ちなみに私はフィンランドの物価が高いなんてことは、初めてフィンランドにやってきた四半世紀前から分かりきっていたので、いちいち値段に165をかけて騒ぐということはそこまでしませんでした(´ `)←諦めの境地笑

いちいち計算しないのは。達観してるとかでは全くなく、ドーナツと紅茶で1200円とか考えたらもうやってられへんからです。←計算しとるがな!


その後少しまた滑ってから、Pさんに迎えに来てもらって、3人でお昼を食べに行くことに。
(スキー場にはカフェが一つしかなく、ご飯になりそうなものもほとんどないので街に出ようということになった)

またしてもケバブ屋に行く3人。

Pさんの頼んだ「クリームソースポテトとケバブ」
Kさんのは大盛りだったかな?
私はハムとツナのピザ。
肉と魚両方載ってんの珍しくない?
ツナだけでいいよ笑

フィンランドって、路上駐車のルールがしっかり決まってて、レンタカーにもフロントガラスの運転席側の内側のとこに「何時に車を止めたか」を示す小さな目盛りを設置しておくことになっています。
そのやり方が分からなくて、あとパーキングメーターの使い方も分からないので少し不安でしたが、結局土日は路駐無料だったようで一安心。

※フィンランドの路駐について書かれた日本語のサイトを発見。


で、食べ終わってからもう一度スキー場に戻る。(2回も送り届けてくれたPさんには本当に感謝です)

なんかの大会だったのかな?
揃いのウェアを着た人たちがLEKIのポールがたくさん刺してあって、みんな片付けてどんどん撤収していくところでした。
隣には昔ながらのテントと焚き火が。
ちなみにフィンランド人は焚き火でマッカラ(フランクフルトみたいな大きいソーセージ)を焼くのが好き
パトロールの人が入ると絵になるね(〃´ω`〃)
Tバーは今回Kさんと2人で乗れてバランスがうまく取れたからずり落ちずにすみました。
でも、楽勝とは言わないです。
やっぱり私にはしんどかった💦
もう夕暮れが近づいてきた。
展望台には登りたくなる性分
手前の縦長の白いところはゲレンデで、真ん中に横切る白いのはケミ川という川です。
けみがわと自分で発音するたび「検見川?」ってなる笑
向こうのほうに沈んでいく、さっき登ってきたばかりの太陽。

そんなこんなで、頑張って練習してきた成果を発揮できたかはわかりませんが、楽しく過ごせてよかったです。

何番のコース、って書いといてくれるのは本当に助かります
4つのスキー場でリフト券は共通だということらしい。(多分あとの3つは、ここから近くはないんだろうな)


帰りはショッピングセンターに寄り、スポーツ用品店を冷やかしました。
ヘストラのグローブがあって、値引きされてたグローブに一瞬心がぐらつきましたが我慢。
日本ではほとんど多分取り扱いのないサイズ12のミトンがあったよ。
(もはや鍋つかみみたいな大きさ)

クロスカントリー用品の充実さよ
こんなに近くで見たのは初めてでした。
こんなに細いとは知らなかった!

フィンランド滞在中他のこともいっぱいしたくて、結局スキーはこの日だけでしたが、とても思い出深い一日となりました。

いつか、LeviとかSaariselka(もっと規模の大きな国際的スキーリゾート)にも行ってみたいです。

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