月刊Synthwave生活 2024年7月号

このシリーズでは、だいたい月1を目標にSynthwave、Outrun、Darksynth、Chillsynth等の作品のレビューと言うか紹介をしていきます。
こないだ、このnoteのアカウントを開設してから10周年というバッジを貰いました。いつの間にか10年やっていたようです。最初のころは何を書いていたか全然覚えてないです。特に何のテーマも無しにやってたような気がします。
あと、この数週間は自分の作品のミックスとマスタリングをやってたので、結果的に自分の曲ばっかりずっと聴いている羽目になりました。なので今回レビューの方はボリューム控えめでお送りします。Synthwaveを聴くだけでなくて、自分でも作る側に回ろうという考えはだいぶ前からあったのですが、実際にアルバム1枚分の曲がそろうまで結構かかりました。もう10年もSynthwaveとかの音楽をいろいろ聴いてきて、自分の中に染み込んだものがそのまま出ているようなアルバムになっています。今月中にはBandcampで売り出されると思います。
というわけで、今月もレビューの方に行きましょう。

Hotel Pools - Nature

bandcampの説明文によると去年弟さんを亡くしたらしく、その直後に制作された作品のようだ。ドラムの音が入っていないアンビエント作品だが、そういう意味で喪に服すようなところがあるのかもしれない。

Mayah Camara & Sellorekt / LA Dreams - Here I Am

なんだかんだで2024年の今でも、ここまでガチで的確な80年代再現をやるのはSynthwaveでしか許されないような感じはあるかもしれない。

Sleepless Nights - After Hours

シティポップ要素が強め。というか80年代の夜の街といった感じか。Vaporwave感も強め。

Wolf and Raven - Mach Rider

レトロな弾幕系シューティングやPC-98時代のゲームにインスパイアされたという疾走感のあるSynthwave。まあ確かにギターが初代の怒首領蜂っぽい感じはある。PC-98のゲーム音楽がどういうものかは良く知らない。