月刊Synthwave生活 2022年12月号
このシリーズでは、だいたい月1を目標にSynthwave、Outrun、Darksynth、Chillsynth等の作品のレビューと言うか紹介をしていきます。
世の中ではサッカーの話題で持ちきりですね。サッカーの話題に絡めてなにか一言書いてみようと思いましたが、何も思いつきませんでした。
というわけで、今月もレビューの方に行きましょう。
Lazer Club - HOLLYWOOD 90's
かなりロックな熱いSynthwave。Bandcampのアーティスト説明文にある「90年代に生まれ、80年代に生きる」という言葉がかっこいい。
Strike Eagle - Operation Mjölnir
これもロックなSynthwave。名前といいジャケットといい、実に分かりやすいコンセプト。もちろんトップガンアンセム風の曲もあり。
artüne - Eclipse
アンビエント色強めで慎ましい感じのChillsynth。ジャケットの色味に音楽性がよく現れている。
StarLink - SIMULATION
スペーシーな広がりを感じさせるChillsynth。グアテマラの人らしい。
deathbrain - fantasy noises & perfect delusions
ドラムンベース、ブレイクコア系で、SewerslvtやMachine Girlの影響を感じさせるものがある。最近はYouTubeを見ているとドラムンベース系の動画をお勧めされることが多いが、何となく90年代ノスタルジーの文脈でドラムンベースが捉えられているように思える。例えていうならVaporwaveの人々がスムースジャズやシティポップを聴くのと同じような感覚で。多分そういう流れなんだと思う。