すべくる女を観て
映画の第一印象
題名長すぎやしないか。
「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせる女」略してすべくる女と呼ばしてもらおう。
妻夫木聡演じるコーロキが雑誌の編集者として恋に仕事に奮闘するんだけど、そもそも雑誌の編集者ってゆう職業がイケイケだなぁと思った
自分の人生との接点がなさすぎる職業、無縁ゆえの憧れ
オフィスで働く空気感とか、原稿を締め切りぎりぎりにもらいにいく感じとか
うわぁ、かっこいいってなった
それはそうと、水原希子演じる天海は魔性の女で、想像以上に男を狂わしてんねぇって感じた
もちろんコーロキも雑誌の記事をきっかけに出会い、綺麗に狂わされていく
なんか、嫉妬でもなくシンプルに天海は可哀想だなぁと思った
天海は自他ともに認める美貌で、みんなに愛される愛嬌もある。それなのに?それだからか?どこか精神的に不安定で、男を依存的に求める
男の人のキープをつくることで、満たされる安心感
それぞれの人にいい顔をするんだけど、確固たる絆であったり、信頼関係は築けない
心を開いてるようで、本当の自分を見せれない
なんだかなぁ。
天海は死ぬまでそうやって生きていくのだろうか。
いや、待てよ。天海の言葉をふと思いだす。
「私の言葉に嘘はなくって、相手が欲しがる言葉をその時に本気で思って言ってるだけだもん。好きって言葉もそん時は本当に思ってるもん。」と。
んーそうか、この子はサービス精神が旺盛すぎるのかな?悪気はないのかもな?いや、この考えは天海の思う壺だわ。
でも、多かれ少なかれそーゆことってあるよな。
相手が欲しがる言葉を察知してゆう時って。
天海はその能力を無意識、意識的にやってのけてしまうのだ。それは社会でやっていくための生きる術だったのだ。
かわいい人も、それなりに苦労があるんだねぇ(小並感)