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気持ちが落ち込んだらすることリスト
↑今朝つくったタマゴサンドが美味しくてサムネイルを描いたよ~
今年が始まる時に「したいことリスト」でも「したくないリスト」でもなく、気持ちが落ち込んだらすることリストを自分のために作った。
最近、沈んでしまったことがあったので、そのうちいくつかを試してみた。これからも続けた方がいいなって思ったものがあったので書いてみたいと思う。
外には出た方がいいって思う。だから、散歩に出かける。今まで、しんどい時に体を動かしてダメだったという時がない。怒っているときは良くないとは思う。考え事をしていたりとかすると、血の巡りが良くなって余計堂々巡りしてしまうのだ。
でも、気持ちが沈んでいるときは、末端神経まで思いっきり血を送り出して体を温めるのは悪くない選択肢である。これからも、いやいやでもいいから外に出て散歩はしてきてもいいかもしれない。ほんの小さな一蹴でいいのだ。
他にしたことは、音楽かけながら掃除。自分で作ったミックスでもいいし、友達からもらった気持ちのいいリストを使ってもいい。アップテンポの時もあれば、悲しい音楽、ゆったりテンポの邦楽もあればボサノバの時もある。
とにかくその時その時の気分で、聞きたいなって思う音楽をかけたり、まったく人任せな曲選びで熱心に掃除をする。洗面台、トイレをやるととても気持ちがすっきりする。洗濯ものを干すのもいい。
私の家は掃除機がないので、すべて床を水ぶき、からぶきしている。ちょっと疲れるけど、四つん這いになって動くとなんとなく安心するのは昔、ゴリラだったからかなあ。あれ、私たちはゴリラだったんだっけ。違いますか。
ルンバとか掃除機とか、そういう便利品はあるととても便利とは思うけど、これをやってみるとなくてよかったとも思う。四つん這いになって雑巾とバケツでぐいぐい進む。
さらに気持ちが向けば、靴を磨いてもいい。干すだけでも気持ちいいと思う。スニーカーを水でじゃぶじゃぶ洗ってはいけないと知ったのはつい最近のことだ。形が変わって足によくないのだとか。だから、水拭きをして日陰に干す、ということをしている。
料理は、頭を落ち着かせるのにはとてもいい。別の段取りを考え続けるので、いつの間にかつらかったことは忘れてしまう。まずは、冷蔵庫の中を整理整頓して、古いものを手前に出す。数日分のメニューを作ってしまってタッパーに入れておくのもいい。
足りなければ、食料品を買いに行ってもいい。私はネットスーパーを利用しているから、いいなと思うものをかごに入れておくという作業もしておくと後で楽だ。
私の場合、マザコンだから、母と電話をしたり、ラインで長くラリーをしてみるのもいいと思う。先日も(話すのはつらかったので)書き合った。母は
「前に比べたら、だいぶ良くなったと思うよ」
と何度も行っていた。ドイツから帰ってきたばかりの時、さかのぼれば19歳の時なんかは、今から考えればとてもひどかったと思う、と。肉が食べられなかった、好きなスナック菓子やマックも。胃が受け付けないから匂いも嗅げなかったという。そうだったっけ。覚えていない。
光が怖くて、部屋の電気を付けないようにお願いしたり、ドライバーの視線が怖いから、と歩道を歩けなかったりした。すぐ近所のドラッグストアも明るすぎるし怖くて行けない、と。
私にも、そんなときがあった。その時の記憶はもうすっぽりと抜け落ちている。もっともっと良くなることを考えていると、落ち込むけれど、少しでも前に進んでいるということを思い出せば必ず前向きになれる、と母はいう。その通りだと思う。
母は最近、ベーグルやらフランスパンを家で焼いているそう。すごいな。編み物や犬の世話(ドッグランやしつけ教室)も楽しんでいる。そういう話を聞くと、とても気楽になる。
「どうでもいい話をしておけばいいんだよ。胴でもいいことを考えておけばいいの。深刻なことは頭の中から抜いちゃおう」
なるほど、そういう頭にしておけば悩むことも考えることも減りそう。いいことを聞いた。
気持ちが落ち込んだ時のリストというと、自分へのご褒美、というものを思い浮かべる人も多いと思う。
でも、今の私は、正直にいうとご褒美を自分にあまり与えたくない。それがあまり好きではないと思う。それを心から謳歌する自信がないし、受け止めきれないときだってある。
その段階にいるときは、素直に「自分を甘やかせない」と決めて、すっきりすることを何かしよう。そして、好きな人と気楽な話をして、ちょっと笑って終わりにしよう。
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