作業マニュアルの必要性
仕事への取り組み方についての内容が多いですが、それぐらい過去の自分は熱中していたのだと思います。今回も2013年になり、新しい年を迎えながら今までの自分の仕事ぶりの振り返りと今やっている仕事のマニュアル作りを正月休みで作っていました。(2013年1月)
そして今回はなぜマニュアルを作るのかということを語っていきます。理由は2つあります。
①周りの動きが自分の想定している動きと異なるから。統一性を持たせたい。
仮に仕事を手伝ってもらう時、自分が想定している場所への保管、ピッキングの動きを把握できないとお互いの作業に支障が出てきます。それは伝達した内容と異なる動きをしてしまうからで、伝え方、受け取り方が双方に誤差が出た結果です。そのためにマニュアルを作り、その通りに動いてもらえば作業における支障を限りなくゼロに近づけることができます。
つまりマニュアルを作り実行するということは、自分の分身を作るということになります。当然ながら生産性は2倍にあがります。作業時間は大幅に削減できます。そうなればプライベートに時間が使え、新たなスキルの取得や仲間とのコミュニケーション、創造力が上がるかもしれません。
②「きっかけ」
周りはなんとなく仕事をしている印象を受けました。きっちりとした時間管理ができていない。現状を変えようという意識がない。毎朝朝礼で欠点を指摘され、モチベーションを下げ、それに対し反感を抱きながら悪い気分で仕事を進めていれば、当然生産性は落ちてきます。朝礼でできない部分を指摘することで、事前に事故やミスの防止につながるという意見をいただきましたが、それを防止するのではなく、フォローする、補助する、言い換えると「こうしてはダメ」ではなく、「こうすればうまくいく」というアドバイスや実践をしていけばいいと思います。ボクの考えるマニュアルは後者で、この通りにやればうまくいくから皆も真似してみてレベルアップしよう!という「きっかけ」になると思ってます。若手がこのように行動すればベテランはどう思うでしょうね?
やってはダメ、やってもムダ、やってもしょうがない、バカバカしいなんて言葉がベテラン社員からよく発せられるのは上司の責任だとボクは思います。心理学を読み解くと、人を支配するには恐怖心を植え付けることが最も有効で、恐怖の中のひと握りの幸せが全てを許し、絶大な信頼関係を構築すると理解しています。しかし、これはあくまで人を操るという面で、ボクがやりたいのは相互成長、上下関係ではなく水平関係、お互いにフォローしあえる関係の実現した仕事への取り組みを目指しています。