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フィレンツェはレッドゾーンでも小学校は始まる
フィレンツェの日常を切り取る
初めまして。
フィレンツェ在住のジュエリークリエーターのKaorukoです。
今日からこちらでも、イタリア事情、彫金について触れていきたいと思います。
皆さんもご存知だと思いますが、昨年の3月にイタリアは完全ロックダウンに入り、外界と隔離された数ヶ月がありました。
その時の切ない状態とは、ちょっと異なりますが、今またフィレンツェはレッドゾーン指定の中、外出制限が敷かれています。
外食が禁止されてからどれくらい経ったでしょうか?
レッドは完全アウトなのですが、他の色、その前のオレンジゾーンでも飲食店はテイクアウトのみの営業でした。
イエローゾーンでようやくカフェやアペリティーボが外でできる(時間規制があり夕方18時まで。なのでランチしかできませんね。)ので、その時に皆が羽をのばすという感じでした。
昨年の完全ロックダウン時には、全ての学校がなくなりました。
小学校、中学校、高校、大学もリモートでの授業です。
3ヶ月間のリモート授業は、小学生の次女にとっては、学びの場とは程遠い、時間つぶしのようなものでした。
中学から高校への移行期間だった長女は、最終試験目指して必死に取り組んでいました。
外のジョギングも禁止だったので、家の中での筋トレやテラスで縄跳びをしたり、次女とテニスラケットを握りしめ、ボレーボレーをしたのも懐かしい思い出です。
この完全ロックダウンで、子供達の学力低下が嘆かれているのですが、長女のように年かさの大きい子たちは、まだ自分を律して取り組んで行っているように思われましたが、
小学校は本当にぼろぼろでした。
教科書のどれくらいが終わったのでしょう!
昨年がこの状態だったので、今年はレッドゾーンでも、基本的には幼稚園や小学校は開かれるようになりました。
数日前に迎えたパスクワ(復活祭)前に、フィレンツェはオレンジゾーンからレッドゾーンへ格下げになり、
今まであった小学校、幼稚園も休校となり、数日間再びリモート授業となりました。
復活祭明けも、まだリモートか!
と危ぶまれていましたが、小学生の次女は今朝、元気良く登校して行きました。
これは私にとって、ほっと、胸をなでおろす出来事。
やはり家に次女がずっといると、公園に連れ出したり、一緒に絵を描いたり、お料理したりと
楽しませることをあれこれと考える必要が出てくる。
必然的に、私の彫金作業時間を削ることになるわけです。
ここのところ作業が滞っていたのを、今日から挽回です。
そして、今まで気にかかっていたnoteデビューを果たすことができました。
フィレンツェの作業台で、丁寧に作っている作品たちをこれから皆さまに見ていただける機会が持てたことを嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いします。
アメブロにも綴ってきていましたので、こちらもちらりと見ていただければ嬉しく思います。
第一号の記事を最後までお読みいただきありがとうございました。