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【競馬予想】2024アルゼンチン共和国杯!過去10年で3頭のG1馬を輩出!活躍馬の特徴、本命馬と出走馬全頭診断



こんばんは!ヴェルソー競馬です!
ヴェルソー(Verseau)は、フランス語で「みずがめ座」という意味になります。

JRAでは来週から年末にかけてG1戦線がずっと続きますし、一休みといきたいところですが、今週はブリーダーズCにJBCクラシックと、なんなら今年一番、馬券が買えるG1の数が多い週ですよねおそらく!!!笑

とにかく、アメリカに遠征している日本馬の活躍と、全馬無事に帰ってくることを心より願っております。

さて、ここでは、アルゼンチン共和国杯の本命馬発表と出走馬全頭診断を行なっていきます!
こちらG1馬も多く輩出しているレースですので、しっかり予想していきたいと思います。


アルゼンチン共和国杯をステップにG1へ


さっそくですが、このレースで私が注目しているのは、ハーツクライ産駒です。

過去10年の勝ち馬が後に、3頭がG1馬になっています。

  • 2015年ゴールドアクター(15年有馬記念)

  • 2016年シュヴァルグラン(17年ジャパンC)

  • 2017年スワーヴリチャード(18年大阪杯、19年ジャパンC)

出典:競馬ラボ

この内の2頭(シュヴァルグラン、スワーヴリチャード)は、ハーツクライ産駒で、この勝利をきっかけに、その後活躍していった馬です。また、14年の勝ち馬フェイムゲームはG1勝ちこそなかったものの、天皇賞春2着やダイヤモンドSを3回優勝するなど長きに渡って活躍した馬でした。

ハーツクライ産駒は過去10年で6頭馬券になっており、他にも19年タイセイトレイル、22年ハーツイストワール、23年チャックネイトが馬券圏内に入っています。

しかし、G1戦線で活躍したシュヴァルグラン、スワーヴリチャード、フェイムゲームと他の馬券内に入ったハーツクライ産駒との違いがあります。

それは、当レース以前に重賞を勝っていたということです。

逆に言えば、タイセイトレイルとチャックネイトは重賞初挑戦でも馬券になっているので、ハーツクライ産駒の当レースへの適性の高さを感じます。

ハーツクライ産駒の他には、ステイゴールドの系統も良い傾向です。
あらゆる重賞で活躍しているディープインパクト産駒やキングカメハメハ産駒の活躍馬が多くないことからも、スピードだけではなく、ある程度のタフさが求められるレースだということが考えられます。


24アルゼンチン共和国杯の本命馬


前置きが長くなりましたが、先述の内容を踏まえて、ここからは今年のアルゼンチン共和国杯の予想をしていきます。

結論から申し上げると、2024年アルゼンチン共和国杯の本命馬は、

14.◎セレシオン

で、いきたいと思います!

セレシオンは、このレースを勝って、G1でも好走できるレベルの馬だと考えています。

しかし、先に述べた通り、「ハーツクライ産駒でこのレースを勝つ馬は、当レース以前に重賞を勝っていた」というのは、満たしていません。

ただ、個人的には、前走の新潟記念は勝てていたレースだと思っています。

というのも、勝ったシンリョクカとはタイム差なしの2着だったことに加えて、残り200m付近で、一瞬進路に迷って追えてない場面がありました。

このことから、スムーズならおそらく差し切っていたと見ています。

また、この馬は、菊花賞を走ったあとから1年休養していました。
5歳の秋ですが、数を使っていない分、今が一番充実していて完成の域に入っているのではないかと思っています。

友道先生が、ここを勝って年末の大舞台へとおっしゃっていて、期待の高さもうかがえます。

しかもこの馬、馬名の由来が「アルゼンチンサッカートップチームの愛称」で、もうこのレース勝つって言ってるようなもんですよ!笑

以上のことから、今年は◎セレシオンから馬券を組んでいきます!


24アルゼンチン共和国杯の出走馬全頭診断


ここからは、他の出走馬についても触れていきます。

1.ミクソロジー🔺
この馬は、23年ダイヤモンドSの勝ち馬で重賞ウィナーとなります。
しかし、ダイヤモンドSを勝った後、怪我や脚元の不安により、1年半以上もの休養を余儀なくされました。
前走のオールカマーで復帰を果たし、結果は残念でしたが、後方から上がり2位の脚は使っていて、何もできなかったというレースではなかったと感じています。
ダイヤモンドSと当レースの相性はそこそこ良く、過去にはフェイムゲーム、ソールインパクト、オーソリティなどが両レースで好走しています。
今回、人気次第では、馬券に入れたい1頭だと考えています。

2.メイショウブレゲ❌
この馬は、前走の京都大賞典で、最低人気ながら3着と好走しました。
今回は前走の走りから中穴くらいにはなると思います。
ただ、個人的には京都巧者な気がしていて、前々走の目黒記念を見ると、東京ではエンジンのかかりが遅い印象があります。
前走よりも人気が上がってしまう今回は、少し手が出しづらい1頭だと考えています。
次回以降、下り坂で勢いをつけられる京都コースで狙いたいです。

3.ハヤヤッコ🔺
この馬は、重賞経験が豊富で、主に同じ左回りの中京競馬場で走っています。
今年の金鯱賞では、G1馬ドゥレッツァや、その後重賞を勝ったヨーホーレイクと際どい競馬をしており、8歳ながらまだまだやれる馬だと感じています。
ただ、前走は手応えの割に差が詰められなかった印象があります。
また、位置取りが後ろになる分、どこまで伸びてくるかといった競馬になりやすいのも、不安な点の一つです。
しかし、このメンバーなら、実績は十分なものをもっていると思うので、人気がないようなら抑えるのもありだと考えている1頭です。

4.クロミナンス🔺
この馬は、ここ3走、AJCC3着、日経賞2着、目黒記念3着と重賞で好走し続けています。
7歳馬ながら、今回が14走目となります。
順調に使えるようになった5走前からは、堅実な走りをしており、今年に入って重賞でも良い走りを見せています。
AJCC、日経賞と中山でも好走していますが、個人的にコーナリングがあまり得意ではない印象で、東京コースの方が走りやすいのではないかと思っています。
もっと言うと、ノベンバーSのパフォーマンスと目黒記念3着の物足りなさから、ワンターンの東京芝1800mがベストなのではないかなと感じています。
もう一つ気になるのは、おそらく今回1番人気だと思いますが、この馬が1番人気を背負うのは、2勝クラス以来となります。
ただ、今回は、若干メンバーレベルも手薄ですし、長くいい脚を使えるので、東京コースならば人気でも抑えた方が良いとは思っていますが、気分次第では思い切って消す可能性がある人気馬の1頭です。

5.フォワードアゲン❌
この馬は、道悪で激走する可能性はありますが、基本的には手が出せない1頭だと考えています。

6.マイネルメモリー⭕️
この馬は、今年の春から夏にかけて頭角を現してきた馬です。
ここ4走は、すべてのレースで上がり最速の脚を使っていて、毎回見せ場を作っています。
今回が初の東京コースとなりますが、小倉の小回りコースですら直線でしか競馬をしていないので、東京コースに変わってどんな競馬をするのか、純粋に楽しみです。
また、アルゼンチン共和国杯は、上がりが求められやすいレースでもあり、今回この馬の良さが活きるのではないかと思っています。
後方からの競馬になってしまうため、前が残るような展開だと厳しいですが、そこまで人気はないと思うので、狙いたい1頭だと考えています。

7.ペプチドソレイユ❌
この馬は、今回が初めての芝コースでの走りとなります。
父コパノリッキーということで、基本的にはダートの方が良いと思います。
ただ、父の父ゴールドアリュールまで見ると、決して芝はダメというわけではなく、中距離ではトウカイパラダイスやフーラブライドといった活躍馬を輩出しています。
母父はワークフォースで、産駒にはステイヤーズSを勝ったディバインフォースがいます。
どんな意図があって出走するのかわかりませんが、不気味な存在ではあります。
ただ、決定的に買える要素はこれといってないため、さすがに手は出せない1頭です。

8.ラーグルフ❌
この馬は、23年に中山金杯を勝ち、勢いのままに中山記念では強敵相手に2着と好走しました。
しかし、その後は順調にレースを使えずに、やっと使えても馬場が悪かったりと思うように競走生活を送れていない印象です。
今回は、オールカマーを使ってきているので、流れとしては良いと思っています。
東京コースは1戦1勝で、3勝クラスをこのコースで勝っていますが、その時の内容がこの馬のこれまでのレースで一番強かったと感じています。
東京コースで変わり身に期待できるのに加えて、丸田騎手に戻るのも2歳時の良かった頃の感触で乗ってくれるような気がしていて良いと思います。
ただ、1800mや2000mで強いパフォーマンスを見せていることから、2500mは長いのではないかなと考えています。
また、近走の内容から良かった頃とは程遠い走りだと感じています。
重賞実績と東京コース変わり、人気の無さを考えて、抑えておいても良い1頭だと思いますが、個人的には馬券内に来るイメージが湧かないので、様子を見たい1頭になります。


9.タイセイフェリーク🔺
この馬は、今年の春以降、徐々に力をつけてきている馬です。
3走前の町田特別(東京芝2400m)では、菊花賞で2着になったへデントール相手に0.3秒差でした。
内容もへデントールに突き放されはしましたが、先行して最後まで渋とく伸びる様子がうかがえ、非常に良かったと思います。
今回、斤量52kgで出走できるということで、面白い存在だと考えています。
ただ、東京の2400mでは好走していますが、東京の2500mは正直どうなのかなとも思っています。
というのも、たった100mの差ですが、2500mはスタート直後に坂を登るということもあり、ある程度のパワーも要求されます。
過去の傾向からわかるように、馬体重が450kg以上ある馬しか馬券内に来ておらず、420〜430kgと小柄なこの馬にとっては厳しい印象です。
良い位置で先行して渋とく伸びるのが強みですが、スタートで苦戦して後方になってしまうなんてことも案外起きる可能性は高いのではないかと思っています。
ただ、能力は高いと思いますし、斤量がやはり魅力的すぎるので、3勝クラスの馬ではありますが、人気次第では馬券に入れたいと考えています。


10.マイネルウィルトス🔺
この馬は、21年と23年の当レースで2着の実績があり、また、同コースの22年目黒記念でも2着と好走歴があります。
前走は、同コースの目黒記念で5着と敗れていますが、後方からの競馬になったのと、実力のある馬が先行して2〜4着確保したことを考えると、それほど悲観するような内容ではなかったと思います。
確かに、以前のこの馬の力なら、前走で馬券内に来ていたとは感じていて、年齢的な衰えがあるのではないかと不安な面もあります。
ただ、2500mのような非根幹距離(400mで割れない距離)と言われるようなレースでは、リピーターの好走が多いのも事実です。
ここから上昇するとは考えにくく、重賞でも2着が多いことから、勝つまでとは思いませんが、3着以内に来る可能性はまだまだ十分あると思っています。
人気しすぎたら嫌ですが、4、5番人気であれば抑えておきたい1頭です。


11.アドマイヤハレー❌
この馬は、東京コースとの相性が良く、(2-1-2-1)と好成績を残しています。
東京コースは、昨年5月以来となり、ここで一変する可能性も秘めています。
それから、この馬で良績を挙げている田辺騎手に鞍上が戻るのもプラスだと思います。
しかし、これまで多頭数のレースで結果を残しておらず、また、OPクラスで苦戦していることから、ここでは足りないと考えている1頭です。


12.ジャンカズマ❌
この馬は、2600mで2勝を挙げていて、スタミナはあると思います。
おそらくこの馬が逃げると考えていて、逃げ馬の逃げ残りはいつだって否定できないです。
それでも、今回は、過去の傾向から逃げ馬には厳しいレースですし、能力的にも足りないと感じています。


13.サヴォーナ❌
この馬は、年明けの日経新春杯で、後に宝塚記念を勝ったブローザホーンと際どいレースをして惜敗しています。
その後は、そこそこ人気を背負いながらも、思うような成績を出せていない印象です。
日経新春杯の時は、今回と同じ13番で池添騎手が上手く内に入れて2着と好走しました。
基本的には上手に立ち回って先行力を活かして押し切るような競馬が得意だと思っていて、小回りの内枠がベストなのではないかと感じています。
今回は、広い東京コースで、たとえ上手く内に入れられたとしても、ある程度の上がりは求められると思うので、ここでは厳しいと考えています。
人気になるようならば、なおさら買い目からバッサリ消したい1頭です。


15.アドマイヤビルゴ❌
この馬は、血統だけ見ると、めちゃめちゃ強そうですよね。
セレクトセールで6億円で取引されただけあって、デビューする前も、デビューしてからも非常に期待されていました。
デビューが3歳1月と遅めではありましたが、新馬→若葉Sを連勝して、ダービーへの高揚感が高まっていたのを覚えています。
しかし、その後は復調したり、不振に陥ったりと、高額に見合うような成績を残すことはできていません。
もちろん、馬は頑張っていると思いますし、7歳まで走り続けているのは立派です。
オープンクラスで、プログノーシスにも勝ったことのある馬ですので、やはり、もっている能力は高いと思います。
今回強調材料として挙げるなら、鞍上の北村宏司騎手は、近走不振で人気がドンと落ちている実績馬を3、4着辺りにもってくる印象があるという点です。
また、斤量が前走の60kgから3kg減の57kgで出れるのは良いと思います。
しかしながら、近走のレース振りからも、今回はさすがに手は出せないと考えています。


16.ショウナンバシット❌
この馬は、前走、前々走と札幌2600mで連勝して、今とても勢いがあります。
元々、極悪馬場だった23年皐月賞で5着に入るなど、非常にタフな馬だと感じていました。
ここ2走の連勝は、札幌の洋芝と2600mという距離がマッチしたのではないかと思っています。
また、佐々木騎手になってから好調で、佐々木×須貝は成績も良く、継続騎乗は間違いなくプラスです。
現時点で明日は晴れ予報となっていますが、雨の影響次第では台頭してきてもおかしくない馬だと思っています。
ただ、決してこの馬にとってこの枠は良いとは思えないですし、先ほど述べたように、札幌に適性があった可能性も十分にあります。
それから、今回は差し馬で決着すると考えていて、この馬を買うならサヴォーナも買わないといけないと思います。
ある程度人気になりそうですし、今回は買い目に入れない方向で考えています。

以上、ここまでが出走馬全頭診断となります。


まとめ

診断結果をまとめると、

本命馬
14.セレシオン

相手筆頭
6.マイネルメモリー

相手候補
1.ミクソロジー
3.ハヤヤッコ
4.クロミナンス
9.タイセイフェリーク
10.マイネルウィルトス

このようになります。

最終的な印と買い目は、明日のお昼頃にnoteにて公開します!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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