CaSy(9215) #上場企業 #IPO 2022年上場| IPO・目論見書の解説 | メモ・ノウハウの共有
2022年2月 新規上場 CaSy「家事代行マッチング」
事業概要
事業概要は、
お掃除代行サービス、お料理代行サービス、その他暮らしのサービス(ハウスクリーニングサービス、整理収納サービス)を提供するマッチングプラットフォームの運営を行っています。顧客は、家事代行サービスを必要とする個人もしくは世帯です。自社のサービススタッフである「キャスト」が家事代行サービスを実施します。
事業情報
売上構成比率は
100%が家事代行事業
家事代行事業は、お掃除代行サービス、お料理代行サービス、その他暮らしのサービス(ハウスクリーニングサービス、整理収納サービス)を東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、京都府、愛知県、宮城県のサービス対象エリアで提供するマッチングプラットフォームを運営してます。
顧客は、家事代行サービスを必要とする個人もしくは世帯、家事代行サービスは登録済の「キャスト」と呼ばれるスタッフが行います。顧客、キャスト共に、自社の規約に同意し、登録を行う必要があります。
サービスの依頼から支払いまで全てのやり取りは、営業担当との電話や訪問等ではなく、スマートフォンアプリ「CaSy」もしくは自社サービスサイトで行います。マッチング自動化システムや専用アプリは独自開発です。
PICKUP情報
定期解約率とARR:
リカーリング型顧客は、月次定期解約率が3%へ改善、定期契約の積み上がりにより、ARRは約11億円となっています。
今後の成長について:
女性の社会進出や人手不足を背景に、家事代行の需要が高まる追い風があり、売上が増加していく可能性があります。
リスクは、サービスの安全性が維持されない場合や重大インシデントの発生がある場合、業績への影響は大きくなる可能性があります。
同業他社について
家事代行事業関連は、(4665)ダスキン、(9787)イオンディライト、(非上場)ベアーズ、(非上場)ニチイ学館、(9069)センコーHDなど、大企業の子会社が事業を行っていたりします。
まとめ
・家事代行サービスの提供
・21年度のリカーリング売上構成比率は約10%超
・主な顧客ターゲットは、単身世帯とファミリー世帯
・粗利率が約35-40%前後
・2014年創業
・創業者が代表取締役CEOとCFOであり、二人の株式保有率が約40%保有し、一部売り出すため上場時は約35%
・資本・業務提携先のワタキューセイモアが約20%保有
・株主にベンチャーキャピタルが複数存在し、合計保有率が約20%超
・新株予約権が約6%ある
業績について
直近20年11月期の売上面では、上期に一時的にサービス件数が減少したものの、下期にかけてサービス件数が過去最高を更新し、約20%の売上増収となっています。利益面では、売上が増収となったことや販管費の削減によって営業損失の額は縮小しています。21年3Qでは、定期サービス利用者の増加によって、成長を維持している模様です。
IPO情報
AI分析
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
私自身が感じたことの課題解決として、
「ポイントがどうも分かりにくい目論見書をわかりやすくできないか?」
を目標に試行錯誤でポイントをまとめてみました。
さらに磨いていきたいと思いますので、ご意見ご感想がございましたら、お送り頂けますと幸いです。
ご一緒に新規上場銘柄の理解を深めていけたら、うれしい限りです♪
これからも、よろしくお願いします。
他の記事もよかったら、御覧頂けますとうれしいです。
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