#私の作り笑顔

私の名前はアヤ。
いつもニコニコしてるなー！って物心ついた時からよく言われたヒト。
何の特になるかはハッキリしてないけどニコニコしてる方が得やと知らん間に思ってたヒト。
#私の作り笑顔 　では表面上の「私」のこと書かせもらおっかなって。
共感してもらえることも多いかと。

じゃあ一先ず…
今日あった出来事。
隣の家のおばちゃんがさ、ピンポン鳴らさずにドア開けて私を呼んだわけ。
子供の送迎準備でバタついてとりあえずファンデと眉毛だけ描いていくつもりがファンデの段階で呼ばれたわけ。
そしたら青いザルにキュウリいっぱいのせて超笑顔で立ってるねんもん。
もちろん私もファンデだけの顔で満面の笑顔作ったで。
「アヤちゃんどしたんや？しんどいんか？顔真っ白やで！」　

「ちゃうねんオバチャン！化粧の途中やねん」

「そうかそうか！キュウリ食べるやろ？畑にいっぱいできたからお裾分けや」

「うわぁー！ありがとう！ええのー？」

「ええよええよ！こんなんしかあげれんけど食べてや！」

「めっちゃ嬉しいわー！ホンマありがとう！」

「アヤちゃんはいっつもニコニコしてるなー！オバチャンとこの息子の嫁さんはいつ会ってもブスーっとした顔で笑いもせんからアヤちゃんみたいな嫁さんが良かったわー」

「私もオバチャンがお義母さんやったらめっちゃ嬉しいわー！」

「嬉しいこと言うてくれるやないのー！ありがとうやで！ほんでこのキュウリのザルだけ持ってキュウリだけ渡すわな！」

「ありがとう！ザルも洗わんと。。ええの？」

「ええのええの！アヤちゃんは子供たくさんおって大変やねんから気にせんでええの」

「ありがとうオバチャン！おいしく頂くわ！」

「ほな帰るわな！いらん気ぃ遣ってお返しとかはしたらあかんねやで？オバチャンは勝手にお裾分けしてるんやから」

「ほんまありがたいわぁー。。」

「ええのええの！オバチャンは家で1人やから死んでるかどうかだけ気にかけてくれたらそれだけでええの！お裾分けのお礼なんて絶対したらあかんで！わかった？お礼なんてされたらお裾分けもしづらいさかいな！ほな帰るわな！」

って帰ってったけど。。

これどーなん？

私ずっと満面の笑顔で笑ってたけど玄関の鏡ふと見たらファンデ眉なしの顔コワ〜っっ！
ほんで笑いすぎて目尻のシワにファンデがすでにスジいってるし。
しかもすでに顔テッカテカに油ってるし。

で、これどーなん？

お礼せなあかんやつ？
オバチャン生きてるかどうかだけ気にしてほしい言うてたけど、だいぶ重いやつやんか。
私ら家族引っ越してきてまだ三年経ってないんやけどな。
オバチャンの生死を気にかけながら過ごす間柄ではないとは思ってしまうのは私だけ？

で、お礼してや！ってやつ？

めっちゃええオバチャンなんよ。
孫ももう大きくなってなかなか来なくなったからうちの子の声聴くと元気出る！て。

キュウリだいぶデッカい。

で、お礼せな気まづいやつよな？