彼氏が既婚者だった│発覚と弁護士相談①
マッチングアプリで出会った彼氏が既婚者でした。
婚活中だったOLの私が経験したばかりの話を書きます。
あらすじ
私は29歳の婚活中のOL。
彼は32歳の不動産会社勤務。
交際期間は約6か月。出会ってから交際までは2か月ほど。
彼とは付き合う時から結婚を見据えたお付き合いという形で交際をスタートさせました。
その後に彼の既婚が発覚し、貞操権の侵害で彼に慰謝料を請求し示談が成立しました。
SNSやマッチングアプリの出会いが主流になって、連絡手段はLINEがメイン。交際中でも相手の正確な住所すら知らない人も増えてると思う。
事実、私も彼の住所や勤務先を知らなかった。
一昔前だったら考えられないし、私が上げたTiktokの動画には「そんなの付き合ってると言えないでしょ」というコメントも散見された。
ネットで繋がっている安心感がそうさせてしまったのか。
LINEを開けばいつでもトークができ電話もできる。簡単に繋がれているようで繋がれていない。良くも悪くも便利な世の中になったとしみじみ思う。
貞操権の侵害を少しでも多くの人に知ってもらいたい。
泣き寝入りする女性が一人でも減りますように。
愛する人に裏切られた側だけが心の傷を背負い、知らぬ間に不倫相手になってしまった罪悪感に苛まれなければいけないのか。
そんな不条理が許せなくてこのnoteを書いています。
興味のある方はお付き合いください。
既婚発覚のきっかけ
それは1枚のレシート。
彼がうちに泊まりに来た時に落としていった。
何の気なしに拾ったレシートを見てみると、、、
一目見て違和感だった。
独り暮らしの男性の買い物の量じゃなくない？
自炊男子ならまだしも彼はまったく料理もできないし自炊もしないと言ってた。
どういうこと？？？頭が混乱したけどすぐに私の中にある疑念が、、、
既婚者？
このレシートをきっかけに今までおぼろげに点在していた違和感がすべて繋がり生まれた疑念だった。
・週末連絡が取れなくなる時がある
・家が社員寮で行ったことがない
・母の体調が悪いからと親に会わせない(病名は教えてくれない)
もう頭の中が真っ白になって、怒りというより不安からの動悸が止まらなかった。
それくらい受け入れたくない疑念だった。
彼を問い詰めた
とりあえず落ち着こう。
まだ決まったわけではない。
何かわけがあってのあのレシートかもしれない。
この時の私は彼が既婚者である可能性が高いことを頭では理解しながらも、彼を好きな気持ちが「既婚者じゃない可能性もある」と首の皮一枚つなぎとめていた。
直接聞くしかない。
彼に電話した。
レシートの話を持ち出し「既婚者じゃないの？」と聞いた。
彼からの返答は「弟夫婦の家に遊びに行った買い出しのレシートだ」と。
到底納得できる答えではなかった。今までそんな話は聞いたことがなかったし。
ただ彼が既婚者だとしてもこの場で問い詰めて既婚だと認めることはないだろう。
どうしようか、、、モヤモヤを抱えたまま迎えた翌日、、、
彼からLINEが、、、
逃げられた、、、
私の中で疑念が確信に近づいた瞬間だった。
弁護士に無料相談
悲しみから怒りへと変化していく私の感情。
でも彼とは音信不通で住所も会社もわからない。
どうにかしたい。このまま忘れろなんて絶対無理。
これって結婚詐欺じゃないの？
でもお金は取られていないしなあ、、、
そんな中、いろいろ調べていたら、、、
貞操権の侵害に行き着いた。
貞操権の侵害とは
不法行為の一種で、騙されるなどにより自分の貞操を汚されること。
つまり交際相手が既婚者であると知っていれば、その相手と付き合うことはなかったのに、既婚か独身かという重要な事項について嘘をつかれたまま一定の期間性的関係を持ち続けたといった場合には、嘘をついた既婚者は貞操権侵害を理由に慰謝料を支払う義務を負います。
これは私の状況に当てはまる！
民事なら慰謝料請求も訴えることも可能なんだ。
とりあえず弁護士に直接詳しい話を聞こう。
ということで、男女トラブル・貞操権の侵害に強そうな弁護士事務所を探した。
無料で相談できるとこがいいな…
そして見つけた弁護士事務所へ問い合わせた。
私の状況を詳しく話した。
返答内容はこんな感じ。
・べろにかさんのケースは貞操権の侵害に該当する
・貞操権の侵害は示談が成立しやすい
・相手が既婚と認める証拠が必要
・住所がわからないと内容証明が送れない
・慰謝料の相場は50～150万くらい(相手の収入によっては300万以上も可能)
・住所や勤務先を調べるのは探偵事務所
とても親切に教えてくれた。
ただ住所がわからないことには何もできないと言われた。
まいった、、、
住所を突き止めないと何も始まらない。
調べるために動こう。