悲しかったこと


「感じる」

決して変な意味ではありません(笑)
この言葉、本人側からの視点感情と相手(周り)側からの視点感情、2方向が存在します。それが会い交わればいわゆる【以心伝心】となるのでしょうが、人生の中でなかなかそこまでの人に出会うことはないはずです。

そんな中、東京での約3年間の麻雀人生において色々なたくさんの方と出会うことができました。
①ただ麻雀を打っただけ
②直接お話しした
③Twitter上で絡んだ
④食事をした
⑤セットをした

特にこの④と⑤、自己中心的で群れを嫌う自分ではありえない希少価値の高い出来事でした。改めて出会った方々皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。

そんな中麻雀休業宣言から半年、病気公表から2ヶ月、たくさんの暖かいお言葉やリプをいただきました。

これから登場人物が現れます。
仮にFさんとします。

Fさん

(この方の記述に関しては、病気を患い心が少し弱くなってしまった自分自身のダメさもあるゆえにご理解いただけるとありがたいです)

リアル麻雀界に足を踏み入れた当初に知り合い、それ以降色々な場所でお会いし、お話ししてくれたり、麻雀も一緒に打ったり、ツイートもたまに見ててくれたり。皆んなが思っていることは同じと思いますが、優しくて細かい気配りが出来る素晴らしい人だと今でも思っています。Fさんと仲のいい方と二人、麻雀休業する旨DMさせていただいた時に、Fさんからはあっさりとしたメッセージをいただきました。普通そんなもんだと思うしもらえるだけありがたい、ちなみにもう一人の仲のいい方はすっげぇ長文のメッセージをくれました(笑)

そして病気公表後恐らく最後に麻雀を打つ機会があり、ツイートでも色々思いは呟いていたのですが、自分のポリシーとしてゲストに来てる時には自らコンタクトにはいかない(もっと熱狂的なファンや初心者の方にその場を提供させてあげたい)があり、Fさんもそれは知っていたので、当日もいつも通り麻雀しました。
ただ言うても病気を公表していて、次は見えない最後の場所、自分勝手に何かいつもと違う言葉とかもらえるのか、などと勝手な妄想している間に半荘が終了。
その次に出てきた言葉にびっくりしました。

「お疲れさん、またね」

ん、終わり?と思いながら店を出て1日が終わり、何日かが経過し、自分は段々悲しくなってきました。
三年間応援してきて、最後がアレだったのか、と。
先の見えない人生を抱えてるが故に思いきってその件についてDMしてみました。
するとFさんからは

「いつでも帰って来れるようにと思って」

と。
もちろん直接病気のことを伝えた訳じゃないし、
いつも自分のツイートを見てる訳じゃないし、
湿っぽいこと嫌いかもしれないし、
なによりたかが一人のために色々考えることもないし、
だからこそFさんの考え、この発言は間違ってないと思います。逆に普通の対応だと思います。

ただ、
ただ、
Fさんなら気付いてくれてる、わかってくれてる
知ってくれてる、と(自分で勝手に)思い込んでいたんです。

それが悲しかったんです。
それは同時に自分自身の醜さをも表しています。
その後改めて病気のことをお伝えしたのですが、反応はそんなに変化ありませんでした。

まぁFさんにはこれからも頑張ってほしいと思います。自分は応援する資格すらないので。
他の善良なファンの方たちがあなたを支えてくれるはずです。


以上です。


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