世界一遅い『半世紀へのエントランス』感想
2022年6月19日 (日) ヤンマースタジアム長居
15:00 OPEN 17:00 START
20年来の B’z ファンながらコロナ期間の映像公開と ”B’z presents UNITE#01” で Mr.Children に衝撃を受けた僕が、
またとない機会だと思い “半世紀へのエントランス” に参戦しました。
01. 終わりなき旅
オープニング映像終了後に間髪入れずに始まる、何十回も聴いたあのF#コードの生音に痺れた。
実は6月中旬、なんとなくサーチで引っかかったツイートにより1曲目が「終わりなき旅」だと知ってしまったのだけれど、ネタバレくらって尚嬉しい曲なんて日本中のコンサートを探してもなかなか無いのでは? と思う。周年LIVEの1曲目に新曲を持ってくる B’z とは大違いだ(例外あり)。
僕といえば、LIVE でお気に入りの楽曲が流れた際は「好きな歌詞の部分を脳に焼き付ける」ことで知られているが、今回も抜かりなく遂行しておいた。もちろん「高ければ高い壁のほうが登った時気持ちいいもんな」のところだ。
6月中旬は身辺に進路に研究に完全に心を病みかけていた時期でもあったので、2番あたりから自然と目頭が熱くなったことを強烈に覚えている。
スタジアム周辺で物販に並んでいる最中に『終わりなき旅』のリハが聴こえてきて、演奏されるか否かのネタバレさえ微塵も漏らさないように気をつけていた僕は「そんな大事なモンはバレへんとこで済ましとけッ!!」と、少しくやしい思いをした。
02. 名もなき詩
ジャカジャーーンの瞬間にぬぉぉーーーーと言った。
『名もなき詩』は高校時代に『深海』をレンタルして以降ずっと聴いていたから、個人的に『終わりなき旅』よりも興奮した。
しかもこれは僕が熱望していた、「『名もなき詩』のイントロはいきなり歌い出すんじゃなく原曲通りGコードから入ってほしい」という期待に「ミラクルフィットしてやがる」(ガイモン) だったので、それはもう最高だった。
人生で初めて生で浴びる Mr.Children のワンツーが『終わりなき旅』と『名もなき詩』とはなんて贅沢だ!
これがもし2011年の長居スタジアムだったら『かぞえうた』と『Prelude』という僕の全く知らない歌で童貞を卒業してしまうところだった。
「愛はきっと奪うでも与えるでもなくて気がつけばそこにあるもの」天才だ。むかし Twitter でこれを英訳して歌詞画にしてるファンアカウントを見たことがあるけど意味がわからなかった。今もわからない
03. 海にて、心は裸になりたがる
『重力と呼吸』を Spotify で何回か流していたことしかなかったため、ほぼ知らない状態だった。だったけど、モニターとステージの青い照明の綺麗さ、レスポンスの楽しさで知らない曲なのにめっちゃ楽しかったし、 LIVE 後すぐにハマってしまった。
「あなたは2022年何をされてきた方なの?」と和田アキ子に問われれば、迷いなく「将来再生すると2022年を思い出すくらい『海にて、心は裸になりたがる』を聴き続けました」と回答できるだろう。
04. シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~
05. innocent world
この2曲も高校の頃からずっと聴いてきた曲だったから、イントロが流れるとテンションが本能的にぶちあがってしまった。
シーソーゲームは Thanksgiving ツアーの映像を何回も観ていたので、「いやいや桜井さん、生演奏である以上はこんな彩度の高い映像のようにはできませんよ」とニヒルな笑みを部屋で浮かべていた僕だったが、実際の演奏中の鮮やかさといったらもうとんでもなかった。
B’z の LIVE-GYM に連れて行った人たちが『イチブトゼンブ』で純に喜ぶ気持ちをやっと理解することができた(このごろの僕といえば、『イチブトゼンブ』が何曲目だとかギターソロのアレンジがどうだとかばっかりで、純粋に楽しむ心を忘れがちだったのだ)。
熱りも冷めないうちに桜井さんが「僕たちの代表曲をやります」みたいなことを言い出して、なんとメタ認知に長けた Vo. がいたものかと、
長年のキャリアに思いを馳せるとともに、公式の本尊がこんな発言をしてもいいものかと驚かされた。
このMCのあとにもしも『REM』が演奏されていたら、これから彼らの代表曲は『REM』になってしまうけど大丈夫かな、という心配も杞憂に終わり、大好きな『innocent world』が始まった。
この曲は中学生の僕が Mr.Children に足を踏み入れさせていただくきっかけとなった曲だったため、なんとも感慨深い気持ちになりながら楽しんだ。
大学生になる頃までは一番聞いていたのが『innocent world』だと自信を持って言える。
最近は『Everything (it’s you)』『SINGLES』『フェイク』ばっかりですっかりかまってあげられなくてごめんね、またいっぱい聴くからね、という、仕事人間の夫のような申し訳無さを感じることも出来てお得だった。
06. 彩り
07. 口笛
この2曲は自分の中で「友達が好きな曲」の代表みたいなものだった。関係性でいうと「友達の友達」、有機化学でいうと「アリル位」にいた楽曲だった。とくに『彩り』は LIVE で演奏しすぎて若干飽和状態だという噂を小耳に挟んだこともあったため、このコも『愛のバクダン』のような不遇な扱いを受けているのねと哀れんだこともあった。
感想でいうと、桜井さんの歌が口から音源すぎてCD聴いてる気分になっていたのが正直なところ。これは B’z の LIVE-GYM でいう『TIME』を聴いている状態に近かった。
『口笛』は ”B’z presents UNITE #01” での演奏をしっかりと予習してちゃんと聴いていた期間もあったため、『彩り』よりも生で聴くことができて嬉しかった。
原曲の『口笛』における桜井さんの歌い方はあまりにも「尖りまくってる人が世間の好きそうなヤツを歌っていますよ」というような気だるさが感じ取れて性癖に刺さるものがあったのだけれど (調べたら『Q』とかの時代なのか…)、LIVEで生で聴く『口笛』はただただ幸福感に溢れ、優しい気持ちになれるふんわりとした空間を作り出していた。「昔の影のある感じも好きだったよ」と元カレぶってしまうこの感覚は人生で早めに捨ててしまったほうがよいとされている(1セクションに2回も B’z の名前を出すのは失礼なのでは?)
08. 車の中でかくれてキスをしよう
これも大昔にテレビかネットで「隠れた名曲」として紹介されていたのをみて、「隠れた名曲」を知りたがる高校時分の僕はよく聴いていた。当時は行き帰りの電車でスクフェスをして家に帰ればラブライブの SS を数時間読んだあと晩飯をドカ食いして気絶していた高校生だったので、歌詞の意味はまったくわからなかった。時が経って大学院生になり、LIVE 後にまたプレイリストに入れて再び聴いてみたものの、雰囲気に酔うことしか出来なかった (車の中でかくれてキスをしなければいけない状況に立たされたことがないからだろうか)。
めいめいが水分補給をしたり双眼鏡でセンターステージを見つめたりする中、スタジアムの安い椅子に座ってなんとなく空を眺めながら聴いたりしていた。よく考えるとこれは電車でスクフェスをするよりも恥ずかしい行為かもしれない
09. Sign
これも超有名なのにそんなに人生で聴いてこなかったから、しっかり聴いたのが生演奏なんて贅沢だなぁと思いながら座っていた。過去に何度か「『Sign』のPVの桜井さんくらい深くニット帽をかぶっているね」という旨の発言をしたことのある自分を叱った。
10. タガタメ
ベスト盤を流していた時に曲調や雰囲気の重さから時折飛ばしてしまうこともあった曲だったけれど、生演奏の圧と迫力はやっぱり桁違いだった。これは B’z などでも言えることだけれど、雰囲気が重く音源ではあまり再生しようという気にならない曲ほど大きな会場では化けている印象がある。スタジアムという性質とステージの雰囲気のおかげで、別世界にいるような不思議な感覚になった。
2022年中旬にこの曲を演奏するにあたって本人たちにも並々ならぬ思いがあったんだろうなと思う反面、何回聴いても「初手ディカプリオなんだ…」という感情が消えることはなかった。カラオケで予約する時に歌い出しの欄に「ディカプリオの出世作なら」って出てくるからさ…
11. Documentary film
この曲も恥ずかしながら数回しか聴いたことがなかったけれど、重さだけでない切なさとか儚さが演奏時間の午後感に非常にマッチしていて感動的だった。
『SOUNDTRACKS』 は好きな曲ばっかり聴いて未だにしっかりアルバムを鑑賞出来ていないので、そろそろ『箱庭』と『Asia(エイジア)』ばっか聴くのやめなきゃなぁと思う次第である。ちなみにこの感情は「『GIFT for you』のティーザーに『君と重ねたモノローグ』が使われていたものの全くわからなかった」という先日の事例をもってしっかりとした焦りに変わった。なので僕はこのアルバムのことを『焦り』と呼んでいる
12. DANCING SHOES
“B’z presents UNITE #01” で『SINGLES』に並び自分に刺さった曲でよく聴いていたため、演奏されてとても嬉しかった。個人的に、こういう若干ダークな曲って小さい会場でこそ映えそうだなぁとか考えていたけれど、 Mr.Children はスタジアムを飲み込んで雰囲気を作っていて凄かった。2019年にB’z LIVE-GYM大阪城ホールで『Da La Da Da』を聴いたときの「これはもっと小さい会場でだけ演奏したほうがいいんじゃないでしょうか」という感情を全く感じさせない Mr.Children には参ったものである。
液晶に映るアニメーションが不気味で滑稽で、小さい頃に『ダンボ』を一人で観た時と同じくらいちょっと怖かった。道中の電車で「サルバドール・ダリ」と書かれたTシャツを着た人が僕の真横にいたのが今回の演奏の伏線ではないかとワンピースの考察界隈で囁かれている
13. LOVE はじめました
これは参戦後唯一「僕がもっと Mr.Children に詳しければ最高だったんですが…」となった曲。YouTube の名曲まとめみたいな動画であまりにも髪が短すぎる桜井さんが歌っている動画は見たことがあったが、曲については深く聴いていなかったのが仇となった (この時の桜井さんは、2005年の稲葉さんくらい短髪が似合っていないなと思いながら見ていたことが原因かもしれない)。
イントロが始まりモニターに「LOVE はじめました」(縦書きじゃなくてよかった) が映し出された時に友達がこの曲を知っているか聞いてくれたのだけれど、情けなくも僕は「見たことはある」という謎の返答をしてしまった。聴覚の質問に対して視覚の回答を返してしまう、研究室のセミナーなら確実に変な空気になるような返事が今も悔やまれる。この曲も本当に参戦後よく聴いたもので、「あなたは2022年(以下略)」と問われれば (略) だろう
14. フェイク
ベスト盤で非常によく聴いていたしカラオケでもたくさん歌っていたので、「こんな都合のいいことがあるか」と驚いたしとても嬉しかった。漫画の定石では、この台詞を吐いた奴はこのあとかなり負ける確率が高いため帰り道の警戒を怠らなかった。
マスクを着用していながらも「oh」コールは欠かさず、曲との一体感を楽しむことが出来てよかった。暗いカラオケルームで「明日へと take off」も「oh」も「ハイジャンプしよう」も自分でまかなうことに比べれば、3分の2を桜井さんが担ってくれるのは大変ありがたく、「桜井さん今日はありがとうございました、また行きましょう」というLINEを送ってしまわないよう気をつけた。
15. ニシエヒガシエ
曲名は何度も目にしたことがあるのに友達のカラオケでしか聴いたことがなかった曲だったので、こんなにダークでハードなかっこいい演奏になるんだと思った。イントロの変な音が流れた瞬間に前の席の「Mr.Children 版の僕」みたいな2人組が雄叫びをあげていたのを見て、「いやいや、 B’z LIVE-GYM 2015 “EPIC NIGHT” で『YOU&I』のイントロが流れた時の僕はこんなものではありませんでしたよ」と先輩の威厳を心のなかで見せつけておいた。(とくに言うことがない時は B’z の話をしていることにそろそろ気づいたかな?)
16. Worlds end
17. 永遠
こんなことしか言っていなくて申し訳なくなってきたものの、この2曲については本当に全然予習していなかったのでスタジアムの後ろの方を見渡したり Mr.Children の 4人の身長差とかについて考えていた。
『Worlds end』は一部コメントで若干食傷気味になっているという説も見かけたことがあったが、こんなに爽やかで明るい気持ちになれるなら何回でも演奏していただくべきじゃないでしょうか、と思った。
ただし、演奏を聞いているあいだ長居の空にはずっと『愛のバクダン』の悲しそうな顔が浮かんでいたことは確かだ。あんまり関係ないが、Mr.Children のファンが『Worlds end』を「ワルゼン」と略しているのがかなりツボだった。
18. others
長居スタジアムがかなり夕暮れの様相を帯びてきた頃にバッチリこの曲を決めてくる Mr.Children はやはり恐ろしいとつくづく思った。僕はCMでこの曲を知って以来『others』を流しながら一人でハイボールを嗜んだことがままあるという黒歴史を持つ「otherser」(アザーザー)なので、あの時かなり自分に酔いながら演奏を聴いていたことだろう。しかし、歌詞が不倫についてであること、かつ、間男がタクシーに乗って逃げるという要約を見てからあまり聴かなくなったのも事実である。
19. Tomorrow never knows
しっとりとした曲が続いたあとの暗転からこのイントロはズルすぎるのでは?と思った。YouTube で動画を観ていた時は「おいおい、こんなエモーショナルな前奏でパン、パパンとかすなよ」と義憤にかられていた僕だったが、長居スタジアムのあの空間では思いっきり太ももを叩いていた(手拍子ではないところがもう1個ダサい)。
一番好きな曲を聴かれて挙げたりすることはないものの、疲れているときも元気を出したいときも、この曲は本当によく聴いた。沖縄に行った時も断崖絶壁を見て「『Tomorrow never knows』の崖や」という幼いボケをかましてしまうほど、この曲は僕の生活に入り込んでいる(『Tomorrow never knows』側はそんなことは望んでいないかもしれない)。
1番のあんまり賑やかでない弱めのサビが歌詞も含めて最高ですよね。
20. 光の射す方へ
正直初めて聴いた。けどその後しっかりプレイリストに組み込んでよく聴いた。「ストッキングを取ってすっぽんぽんにしちゃえば同じモンがついてんだ」って、チ○チ○付いてるってこと?と訊いてきた友達には、ぜひ国語の勉強を頑張ってもらいたいなと思った。
21. fanfare
自分の人生でそれと認識せずに初めて聴いていた Mr.Children の曲かもしれない。当日の道中では「演奏してほしい楽曲」で友達も僕もこの曲を挙げていたため、いざ本当に始まるとかなり大きめの声をあげてしまい、『ニシエヒガシエ』ボーイズに引けをとらない結果となった。
サビに入る前のメロディがもう本当の本当に最高すぎて本当の本当に来て良かったなと思った。パントマイムダンサーのことを、見えもしねェもんをつかんで天にも昇った気になっている人だと思っているんだ…という原曲を聴くたびに浮かんでしまう余計な思考は、生演奏の楽しさでかき消されていた。
この曲が始まった時点で僕の中の「人生で楽しかったLIVE」のベスト・フォー入りを果たしていた。(ちなみに、不動の1位は B’z LIVE-GYM Pleasure 2013 “ENDLESS SUMMER” 2013年9月14日京セラドーム大阪公演です。変動の可能性もあるよ!)
22. エソラ
『fanfare』終了時点でまだ本編が終わりそうになかったので、この人達はどれだけの曲数を演奏してくれるのだ、人間を喜ばせるのがお上手すぎるじゃないかと思った。この感情はおそらく5月の LIVE-GYM での燃焼不足感を否めない自分が救済されたからこそ生まれたものなのでしょう。しかも、『エソラ』だなんて。
よく演奏しているのかもしれないけど、僕にとってはあの時期を象徴する曲になるほどよく聴いていたし、なんと前日にカラオケもさせていただいたくらい本当にハマっていた曲だった。Mr.Children の持つ圧倒的な「陽」のエネルギーにパワーをもらいながら、こんなに楽しくて幸せな気持ちになれる歌を作ってくれてありがとう、それと歌い出しをずっと「水をこぼしてる♪からっぽの生き物♪」だと空耳していてごめんなさいという感情が同時に存在していた。
23. GIFT
これも “B’z presents UNITE #01” (宗教上の理由により、略すことはできない) で歌い出しから歌が上手すぎた衝撃をよく覚えている。あの時期ずっと聴いていたから、演奏されそうだなと思ってはいたもののやっぱり嬉しかった。『GIFT』のような不器用な健気さを表現した歌詞に僕はかなり弱いのである。
Mステでよく流れる過去の『GIFT』演奏映像で着用しているピンクの革ジャンはかなり欲しいが自分にはかなり似合わないだろうなとよく思っているし、2000年代中盤のVo.はなぜああいう髪型なのかについてもよく考えさせていただいている。
やっぱり初見勢にとっては定番曲なんてあればあるほどいいな…ということがよく分かったため、これからは「まじでIN THE LIFE からレア曲演奏せなしばく」「juice やめて Crazy Rendezvous を2回演奏して」などとほざくのは控えようと思う。
24. HANABI
アンコールでやっぱり来るよね!!なんかちょっとキーが下がっていて最初は全然知らない曲かと錯覚した。キー下げ ver. が始まった時になんとなくお得感を覚えるのはあるあるなのだろうか。
カラオケで『HANABI』を上手に歌ってちやほやされたことのある僕は、「桜井さん!Hブロックにも、『HANABI』を上手に歌う人がいるんですよ!」という声ならぬメッセージを送り続けていた。人口に膾炙する楽曲は、呪いの反対のように、大勢の人々の「良いよね…」「良い…」という思いが集まり続けてさらに名曲度合いやオーラを増していくので、「この先『HANABI』は安泰ですね (うちの『太陽の Komachi Angel』も救ってあげてください) 」と思った。
25. 生きろ
どのタイミングでやるんだろうとは思っていたけど、Encオーラスに客電ありで演奏されるとは思ってもいなかった。スローテンポで内なる情熱を感じさせる楽曲の性質上、音源ではその魅力が少し制限されてしまっているのだろうなと思っていたが、その分のLIVE 化けは予想の斜め上を行かれてしまった。客電を付けることでステージ演出や演者への集中が若干削がれてもなお体の芯まで響くバンドの音圧はそれはもう凄かった。確実に最初の印象と180度かわって聴こえたし、この感覚は大音量再生はおろかLIVE DVD を観てもなかなか得られないのではないかと嬉しくなった。人間は圧倒的な音圧の『生きろ』を前に「生きるゥ~~~!!」しか考えられなくなるのである。あと客電を付けることでオーラスが終わる前にそそくさと帰る愚か者の顔がよく照らされていて良かった。『生きろ』というメッセージに背を向け逃げ出す彼らには「本当に生きなくて良いですか?」というポップアップメッセージを出してあげるべきだったかもしれない。
振り返ると本当に良いセットリストでたのしいLIVEだった。この他にも『Everything (it’s you)』『Dance Dance Dance』など聴きたい曲はまだまだたくさんあるので、これからも機会があれば積極的にチケットを取りに行きたいなと思いました。