AWS勉強会@大阪 その5〜大阪オフィスでの5日目(最終日)の勉強編 TK氏の記録
その3でも紹介した緑本を一周目を読み終え、AWS初心者からAWS見習いにジョブチェンジしたと言えるのではないでしょうか。
ですが、問題は実務です。いくら知識で認定試験に合格をしていても、
「資格だけ持っている実務ができない役立たず」にならないようにこの勉強会中に実際に触って覚えないといけません。それが、本来の目標です。(目標が達成できなかったら、どこからかガミガミ言われそうで、夜も眠れません…)
さて、只今作成中の、AWSの環境構築の内容についておさらいして行きます。
環境構築の構成
・VPC ×1
・subnet ×4
・NATgateway ×2
・Internet Gateway ×1
・VPC Endpoint (S3) ×1
・EC2 (Webサーバー)×2
・EC2(踏み台サーバー) ×1
・Application Load Balancer ×1
・RDS(DBサーバー) ×1
etc
この構成は他でもよく見る構成だと思います。この構成を作るにあたって何が難しかったのかと言うと、構成をネットワーク図に書くことでした。
ネットワーク初心者の私からすれば、図を書く習慣がないのでググり、書籍を読んで書く習慣をつけている最中です。
コンセプトは?
まず、私が環境を構築するにあたって気にした点は、冗長化を強固のものにする事でした。AWSには、design for failure「故障に備えた設計」= 単一障害点(Single Point Of Failure, SPOF)を無くそうという概念があります。簡単に言えば、故障を処理するメカニズムをあらかじめ構築すれば良いのです。
単一のインスタンスではなく、複数のインスタンで構成するなど、故障に備えた、冗長化を図ることがより強固な環境が作れます。
ですが、じゃあ無闇に冗長化をするためにどんどん構成を増やしていくと、お金の問題に当たりますので、お気をつけてください。
AWSで大変だったこと
・AWSの概念を理解
・ALBを使ってクライアントとの通信をHTTPS化
・SSH接続
恐ろしかったこと、気づいてよかった事。
この構成(先ほど紹介した)で、半日ほどNATgatawayを使用したSSH接続を半日放置しましたら、日本円で約300円の請求書が届いてました。1ヶ月になると約18000円の料金の支払いをしなければいけませんでした。
今回料金が発生したのは、NAT Gateway、Application Load Balancer、EBSの3つとなりました。
不要なリソースなどがあれば即削除するのがオススメです。
感想
AWSの勉強会も今日で最終日になってしまいました。
とても意義がある時間を過ごせて私はとても満足しています。会社の方にも勉強をする時間を作ってもらって大変感謝です。
大阪の社員との顔合わせなど、滞りなく済んでよかったです。
この勉強会で学んだこと、認定試験の合格、実務に生かせるようになれば幸いです。
最後に、これからAWSについて学ぼうとしている方(個人)がいるとしたら、私から言えることは一つです。
お金の管理には気を付けましょう。いつの間にか料金が膨れ上がるかもしれません。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
---------------8< キリトリ >8-------------
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