Babymetalは復活したか?(新作ライブDVDを見ての感想)
遅ればせながら、Babymetalの幕張ライブDVDについて、コメントを書いてみたい。ちょっと遅くなったのは、忙しいのに加え、大阪で予定されていたPolyphiaのコンサートが、恐らくメンバーの誰かが短期就労ビザの更新を忘れていたという大チョンボのためにキャンセルとなり、本当にがっかりで、ホテルに新幹線のキャンセル(新幹線は数百円のキャンセル料がかかる)したりして、実はかなり怒っていたので、この記事の作成を忘れていたためである。
先ずはBabymetalに関して書いた記事を古い順にならべる。
BabymetalのアルバムはDVDになっているものはDVDで、CD(や配信)で音源しかないものはCDで全部持っているし、wowowで放映されたのもDVDに保存してある。
どれを一番見たり、聞いたりしたか?
恐らく、Sonisphereのyoutube(dailymotion)の映像かなあ?
一番見たり、聞かなかったりしたのは?
これははっきり答えられる。前作のDVD、10 Babymetal Budokanで間違いない。今までにアルバムで一番出来が悪いと思ったのは、上に引用した「雑感(5)」に書いたように、もうすぐお別れかなあという気持ちを持ったのは本当だったが、それでも、まあDelay Viewingを観て、構成や出来が良かったらもう少し付き合うが、ダメならもういいかなというのが正直な気持ちだったので、とりあえず長い付き合いなので、Delay Viewingに行くことにした。その感想は上に挙げた記事に書いているので、そちらを読んでいただければと思う。
さて、はっきり個人的にがっかりした前作から、正直もうBabymetalメイトから卒業してもいいかなと思っていたが、まあ、このあとのBabymetalがどうなるのかを見てみようと思い、この稿を書いている時点では、すでに決まっているmomo-metalの参加も含めての感想は、引用した記事でも書いたように、昔のBabymetalを洗練した形でやるけど、冒険はしませんよという感じかな!
というわけで、あまり書くこともないので、少しわき道に逸れた感想になるが、本当に一流のアーティストになれるかの1歩(2歩かな)手前にいる感じで、今回精力的に(もちろんプロモーションだけじゃなく、金銭的にも成功しないといけないが:ヘビメタの構成は機材・人員など費用対効果が大変なのは、多少音楽関係方面に知り合いがいるので理解できる)海外公演をこなし、このあとどうなるのかを見守りたいかなと言う感じ。
様々な例があるが、Shakira(シャキーラ)というラテン音楽の女王がいるが、僕は彼女が1990年代の終わり頃から見守っている。ジーパンにギターを抱えたシンガーソングライターだった彼女(次の映像を参考にして下さい)が、突然、Emilio Estefan(Gloria Estefanの旦那)という超一流プロデューサーに見出され、もちろん地元コロンビア他では注目されていたが、数年後、突然トップスターに躍り出たのには、正直驚いた!
https://www.youtube.com/watch?v=QbF4XRgef68
もちろん、彼女の才能と努力にもよるが、Emilio Estefanがいなければ、彼女が今の地位に到達したかどうかは分からない! その意味で、Babymetalの周りにいるkoba-metalを中心とした方たちがどういう方向でBabymetalを育て、作り上げるのか、その目指す方向に注目できる。海外での一流アーティストは、もちろんいろいろあるが、だいたい4年に一枚のアルバムを出し、それからしばらくして、そこに収められた曲を中心としたワールドツアー(だいたい最低50から80か所(かそれ以上)廻る)を1年近く(もしくはそれ以上)かけて行い、そのツアーのDVDを出して、次のアルバム制作のための充電期間(兼休養)に入るという感じである。
参考にShakiraの2018年のツアーのwikiを貼っておきます。
Babymetalにここまでは望めないかもしれないが、今のBabymetalは、昔のBabymetalを大人に、そして洗練したものにしましたという感じ以外はないような気がする。なので、今回、新アルバムからの最後のアンコール曲はまあまあ良かったが、でも、あの東京ドーム(現場にいました:音は悪かったけど)での最後のIDZのような感動は生まれて来なかった!
さあ、7月にはNemophilaのライブ、10月にはKOIALのライブが控えていて(チケット購入済)、とくにKOIAIには聞かせるライブをして欲しいなと、全く関係のないことを思っているこの頃でした。
続く