わたしのチャームポイント
わたしのチャームポイントは鼻の右斜め下にあるほくろだ。
いつ頃できたのだろうか。子供の時からあった覚えはある。何度も何度も思い返してみたが未だに答えは見つかっていない。
ほくろ占いには「生きぼくろ」「死にぼくろ」があるらしい
(意味合いがあるのかなと調べてみた)
「生きぼくろ」は色艶の良い黒々としたほくろ
「死にぼくろ」は色艶の悪い茶色いほくろ
どっちかというと死に、、だが気持ちの持ちようだと思うようにしている。
実は星野源さんやムロツヨシさん、かまいたちの2人にも同じ位置にほくろがある(ほくろの大きさ?ほくろの色艶?ほくろの左右?細かい話は置いといてさ)尊敬している人物に似ている部分があるだけでも今じゃ自分のほくろを誇らしげに感じ愛着が湧いている。
しかし、たまにほくろを取りたい葛藤が突然とやってくるのだ。
子供の頃は涙目になりながらも爪でガリガリして血が出てきては後悔を繰り返していた。
大人になると可愛くなりたい。このほくろのせいで可愛さが半減しているのではないのか?いつしか外見を気にするようになっていた。
美容皮膚科のホームページでほくろ除去の写真を見ては「怖い、痛そう、除去した瞬間人生変わりそう」心の準備がまともに出来なくて保留のルーティン。
元々ほくろが出来やすくてつい最近まではコンプレックスに感じていた。
数えた事はないが人の倍以上はあるし、親からも「顔のほくろ北斗七星できそうだね、ちょっとペンでなぞって繋げてみようよ」
今思えば笑い話にできるし興味本位でなぞってみたいと思うが、昔は言われる度に不満げにはいはい。と話を流すことが恒例だった。
チャームポイントのほくろを残そうと思ったきっかけは尊敬している人物に似ていることはもちろん、私だという存在意義を示せるから。
多分除去してしまうと自分という存在が消えてしまいそうで(世界観広め)
またほくろがあるからこそ貴方だよと言ってくれる人もいた。言葉を鵜呑みにするのもどうかと思うが存在を認めてくれている、何故かそれが救いだったから。
だからこそ今ではコンプレックスからチャームポイントに変換できているのだ。
健在し続けるほくろをこれからも愛そう。
今日のバックナンバー 星野源「アイデア」